Palantir【PLTR】 銘柄分析というか…何?

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ビッグデータ分析の大注目企業 パランティア・テクノロジーズ【PLTR】

実は先日、

Palantir【PLTR】

の株を購入後、2日で売却しました。

長期投資だ、なんだ言ってるくせになんだよ。と思うかもしませんが…

業績と株価を照らし合わせて「買い」と思ったのに計算間違えてた

という理由で売却しました。笑

最近の相場は新興グロース株に甘々(バブル?)なので、もしかしたらそのまま数か月持っていても倍とかなっちゃうかもしれませんが、ここまでハイグロバブルに乗れなかったので今さら乗りません。非常に悔しい1年でした。

今年の含み益も多分数十%程度あると思うので上出来すぎるとは思いつつ、他を見ると数か月前まで資産、200~300万とかだった人が急に1,000万になったとか呟くのを見て、指をくわえながら眺めてます、指もしわしわになるぐらい。

まぁそんな事はどうでもいいんですが、せっかく調べたのでとりあえずまとめておこう、と思い記事にしました。



事業内容について

まずは一番気になる事業内容についてです…

よくわかりません!

そんなんで記事にするなよ、と思うかもしれませんけど、顧客が政府とか機密事項を多く抱えている相手だったりして公表していない事も多い。その上、「ビッグデータ解析」という言葉からして、その界隈の人じゃないとほとんどが理解できないんじゃないかと。

ちなみに、同社の発表している内容としては

公共・民間向けに「エンタープライズデータプラットフォームを構築するソフトウェア会社」という事みたいです。

同社にとって一番主要な顧客は「政府」向けが多いようです。米国軍や諜報機関等、政府の医療機関等と契約しています。

2020.Q3までの内容で見ると
政府向けが約55%。商業向けが約45%(※売上構成比)
となっています。

前期までは、政府向け商業向けでほぼ半々。どっちかといったら商業向けの方が多かったぐらいなので、ここ1年で政府向けが特に増加した事になります。

各国間の情勢不安やコロナによる政府向けの増加等がその要因だと考えられます。

国別でみると

米国が約50%。
イギリス、フランスで約10%程度ずつ。
残りはその他の地域。

というような構成比になっています。

政府向けを主なターゲットとしているので安全保障上の関係とかで、ほぼ米国だけしかないんじゃないかと思ってたので意外とグローバル展開なのには( ゚Д゚)でした。

非常に専門的な事業なので把握するのが難しいですが同社の行ってる内容については下記のリンクが参考になりました。

パランティア(Palantir)とは?ピーター・ティール設立企業に富士通らも出資のワケ

参考サイト:ビジネス+IT

この時点で有名投資家さんの「わからないものには投資をするな」という格言を無視してる事になりますが、兼業個人投資家としては正直仕方ないと思ってます。(開き直り

なぜならこっちはこっちで本業があるし、今の時代のビジネスで成長する見込みがあるのは仕組みが複雑でやっぱり素人にはちんぷんかんぷんなハイテク企業がほとんど。

だったら『ただの資産運用だったら指数に連動するETFや投信で良い』と割り切れれば良いのですが、わからないなりに気になる企業の中身を理解しようとしたり数字を見て、将来の業績を夢想したり、そんな事(投資家の真似事)もしたいわけです…



業績についてサッと

そんなこんなで「数字」には日本語も英語もないし、結果として表れる事なのでエセ投資家の僕でもある程度はつかめる気がするのです。

いつもは売上とか利益とか、キャッシュフローとかに分けて書いていきますが今回は結局、投資対象から外れた銘柄なので流れのまま書いていきます。

同社が9月22日に発表した資料の内容によると、

2020年度はNonGAAPで営業利益が1億2,100万ドルになると予想

と発表していました。

一応、ガイダンスで見ると
・売上:10億5,000万~6,000万ドル(前年比+41~43%)
・NonGAAP営業利益:1億1,600万~2,600万ドル

を当初、2020年度については予想していたようです。

その後、11月12日に発表された上場後初の四半期決算にて早くも通期ガイダンスを引き上げ。

・売上:10億7,000万~7,200万ドル(前年比+44%)
・NonGAAP営業利益:1億3,000万~3,600万ドル

に上方修正しました。

※また来期(2021年度)については売上成長率は30%以上と予想しています。

【2020年度Q3決算】
売上高:約2億8,900万(+51.8%)
粗利率:約48.3%(前期は約65.8%)
営業損失:▲約8億4,800万(前期は▲約1.4億ドル)
純損失:▲8億5,300万(前期は▲約1.37億ドル)
EPS:▲0.94(前期は▲0.24)

【2020年度Q3決算(累計)】
売上高:約7億7,000万(+50.3%)
粗利率:約63.4%(前期は約67.5%)
営業損失:▲約10億1,700万(前期は▲約4.3億ドル)
純損失:▲10億1,800万(前期は▲約4.2億ドル)
EPS:▲1.43(前期は▲0.73)

上記の結果が発表されました。

数字だけ見て気になる点としては「Q3四半期中の粗利率の悪化」でしょうか。

「え~。20ポイント近くも下がってヤバいじゃん…」

と、思わなくても大丈夫。笑

同社は今回、直接上場を選択したので巨額な株式報酬費用が今四半期中に計上されました。

そのせいで
いわゆる売上原価の部分に含まれる報酬費用が前期Q3は約720万ドルぐらいだったのが今期Q3は約9,400万ドルと跳ね上がりました。

なので純粋に報酬費用分を差し引いて計算したら売上原価が5,500万ドル。
もっと言うと前期Q3も同じく差し引いたら売上原価が約5,790万ドル。

実際の粗利が悪化したどころか売上が前年同期比で+50%だったのに対し原価はほぼ変わらず。

粗利率になおすと
2020.Q3単体:約80.9%
2020.Q3単体:約69.6%
という事になるので、NonGAAP粗利率という言葉があるとすれば上記の数字になるんじゃないでしょうか。

本来、一般的なビジネスモデルは売上増加に伴って売上原価が増えるのですが同社のビジネスはスケールメリットによって利益率がしっかり改善していくようですね。

なのでQ3は会計上では約8.4億ドルという大赤字ですが、この株式報酬費用を除くと最終損益はほぼトントンになります。

それにプラスして上場費用等が発生していたので、その分も一時的費用として差し引いてNonGAAPに直すと約7,310万ドルの黒字となります。


NonGAAP営業利益率になおすと約25%

株式報酬費用を除いて考えると高収益体質な会社だと言えると思います。

ただし、株式報酬費用は「人件費」的な特性を持っていると思っているのでこの費用まで加えて正しい数字が出るのですが、NonGAAPという事になると株式報酬費用は除外されて公表されます。

毎回毎回これはおかしいと言ってますが、Palantirについては既に買ってしまった後(※もう売ったけども。)だという事で見て見ぬふりをします。保有株バイアスの魔法にかかりました。

米国企業(特にハイグロ)では、株式報酬費用がなくなったら即効優秀な人材は会社を去ってしまうでしょうし本当は保有株(※もう売ったけども。)だからと言って、ボケたふりなんてしたらダメなんでしょうけど、米国政府機関も活用しているぐらいのセキュリティの信頼度が魅力なのは、評価すべきポイントに思います。

で、買った(※もう売ったけども。)のはいいのですが…購入後すぐに気づきました。
というか「一刻も早く欲しい!」(※この考えは失敗の元)と思い過ぎて見落としてました。

年末にロックアップ期間が解除されるみたい。

…まず最初に「ロックアップ」って何?
というのが先です。これまでさんざん優秀な企業様にこんな偉そうな感じで書いてますが僕自身、投資歴は3~4年程度で会計士でもなければ外資系企業に勤めているわけでもありません。なんなら英語も苦手です。笑

で、そんな僕が理解しているロックアップ期間というのはどうも
インサイダーの方達が保有している株はまだ売っちゃだめよ~。
という期間みたいです。

だったら、この会社が本当に良い企業だと思うなら関係者の人たちも売らないから大丈夫なんじゃないの。

という風にも考えられますが…

今回の直接上場。どうもタイミング的に関係者が一旦利益を確定したい、もしくはさせたい。がための上場な気もします。

この上場はトランプ敗戦の出口戦略だ。なんて記事もありましたけど、あながちなくもないかと。実際、ティール氏が絡んでいる企業(&トランプ氏との関係もあるし)なだけにハイレベルな思惑がありそうです。

確かに今年のような大赤字新興企業がアホみたいに時価総額を伸ばしている時期だったら本来の企業価値以上の値段で換金できそうですもんね。

僕的には今の時価総額(&成長率)だったらNonGAAPで見たら、まだギリ買えるレベルだと思っていたから今回買ったわけだけど。

↑この「ギリ買えるレベル」というのは【時価総額250億ドルぐらいまで】だと思ってました。「Investing.com」でバッと見たらその辺だったので一度は買ったのですが、10-Qなんかを見てたら「アレ、なんか発行株式数と時価総額おかしいよね?250億ドルじゃないよね?」となってちゃんと見たら

え(;゚Д゚)、、、もう500億ドル目前じゃん!?

となって即売却しました。笑



まとめ

結局、なぜ最初買ったのかというと

GAAPで見ると黒字化するのはまだ時間がかかりそうですが、NonGAAPで見ればいつでも黒字可能な点

で一旦は購入を決意しました。

今期2020年度はNonGAAPの営業利益は1.3~4億ドルと予想しています。

仮にこのまま税引き後の利益となると恐らく1億ドルを切る形になると思います。

で今の時価総額が450億ドルぐらいだとしたらPERは450倍。
毎年利益が30%成長したとしても、
2021年度:1.3億ドル
2022年度:1.7億ドル
2023年度:2.2億ドル
2024年度:2.8億ドル
2025年度:3.7億ドル
2026年度:4.8億ドル(ここでPER93倍) …

適正なPERになるのいつよ!!
って感じです。(しかもこれNonGAAPですよ…)

時価総額250億ドルぐらいだったら今後3年ぐらいでPERが3桁切るかな~って感じだったので長期保有だったらいつか報われる日がくるかもな~。もしくは短期的に倍になる可能性(※今の相場なら)もあるし、そうなったら一旦売ってもいいし!

と思ってましたが時価総額が既に450億ドルもあると話が変わってきます。

どっかのタイミングで、利益成長が2倍とか前年比150%以上で何年間推移とかがないと厳しい。
予想外に成長する可能性としては、同社のビジネスは成功報酬的な側面もあるみたいで、そこが想像以上に成長すればいいかもしれませんが、そこまでは未来にならないとわかりません。

それでは、また株価が半分以下に落ちてきたらお会いしましょう!とりあえずロックアップ期間終了後の動きが気になりますね!!

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