
STONE【STNE】が2020.Q3決算を発表
先週のいつか、気づいたら株価が▲約5%下落していたので、何事かと思ったら…
2020.Q3決算を発表していた僕の保有株。
STONE【STNE】
ついに高成長が終わった?コロナの影響受けてるの?
と思ったのですが、そういうわけではないようです。
(決算発表後からこの記事を書き始めて時間がなくて数日に渡って書いてます。その間にばっちり反発して現在、上場来高値更新中ですね。ラッキー)
2020年度Q3決算の結果
2020年度Q3決算【単体】
売上高:R$9億3,400万(+39%)
営業利益:R$3億7,200万(+36%)
営業利益率:39.9%(前年同期:40.7%)
純利益:R$2億5,900万(+32%)
純利益率:27.7%(前年同期:29.1%)
EPS:R$0.86(前年同期:R$0.68)
という結果に。
前四半期ではコロナの影響を受けて売上成長率が大きく鈍化。
利益面については人員削減の費用等もあり二桁減益となりました。
しかし今四半期では改善して、元の高成長に戻りました。
利益率もほとんど変わらないままで売上は過去最高の9億レアル超えとなりました。
これまでの最高は7.8億レアル(2019.Q4)だったので、数字だけ見たらコロナ前の水準に戻ったと言っても良いぐらいではないでしょうか。
重要指標の推移も見ておく
前回の記事に引き続き、TPVとクライアント数についても見ておきます。

データ、バグってるのかと思いましたけどバグってません。
今四半期はTPVが2倍近く伸びています。
なぜでしょうか…。

前記事でに書いた「コロナバウチャー」の恩恵が今四半期が特に大きいです。
仮にそれがなくても約481億レアルで過去最高ですけどね。コロナバウチャーの上積み加減がエグイです。
この政府施策の影響で業績的にはちょっと異常値になっている感も否めませんが、コロナバウチャーを除いた成長率もしっかり書かれてますし、なくても成長率は衰えていません。
また、Q4のコロナバウチャーに関する見通しについては、
コロナバウチャーが減少する一方でコロナからの回復による業績貢献も改善してくると見ている
とのコメントもありました。
Digital Banking Services も引き続き好調

こちらも前回記事で「めっちゃ伸びてる!」と思って特に注視してましたが今四半期もしっかり伸びてます。
前回が「月」単位でデータが公表されてたんだけど今回から「四半期」単位に変わっていたので、ちょっと比較しづらいのですが…
アカウント数は約35.7万に急増し、収益は前四半期と比較して約5倍と驚異的な伸びを記録しています。
ただ一番大事であり、一番の問題点である
「で、デジタルバンキングサービスって何してるの?」
っていう点ですが、正直よくわかりません…。すみません。笑
あ、何やってるかわからないから不信感…、という意味じゃなく、ブラジルの金融事情知らない&英語読めないので、どんなビジネスモデルかよくわからない、という意味です…。
ここ理解してないのに投資してんの?って言われたら何も言えないですし、投資の神様(バフェット氏)からすると「自分が理解できないものに投資するな」っていう言葉があるぐらいなので完全にOUT投資家なのですが、まぁとにかく伸びてるしいいんじゃない?仕事じゃないしお金ももらってないし。って感じです。(今さらですが)
なので、気になる方はじっくり調べてみるのがいいと思います。(他人事
まとめ
「ブラジルのフィンテック企業」
という事で僕の初期米国株メンバーの時からいる同社ですが、成長していくにつれてどんなビジネスモデルになってきているのかどんどん理解できなくなってきてます…。(悪い意味じゃないです)
じゃ、わからんくせにいちいちブログに書くなよ。
って感じですが、その通りです。
正直、わからなさすぎて書きたくないぐらいですが一応保有してるもんで、せめて業績(数字)の推移ぐらい理解しておいた方がいいよね。
ぐらいの気持ちで書いてます。
だから、こんなに短いのです。笑
それでも業績は今四半期は回復してきたのは間違いではないので、引き続きブラジルのコロナの状況も踏まえ注視は必要そうです。
そういえばブラジルECという面では最近、メルカドリブレが注目を浴びてますが、ストーンのフィンテックサービスもそのうち注目を浴びるんじゃないかなぁと思ってます。
※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。あ、こんな記事、参考にもならないか…。