2020.Q3決算まとめ IBM

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【IBM】が2020.Q3決算を発表しました。

本日はIBMのQ3決算が発表されました。

IBMは僕の保有株のひとつでもあり、数少ない含み損銘柄。
ちなみに決算発表後のマーケット前までの含み損はマイナス4%ぐらい。
そして今現在の時間外の株価は決算を受けて下げているので、もっと損失が膨らむかもしれません。

とは言っても一桁%の損失。将来的に反転して上がってくれたらいいけど、どうなるかわからない…。

先日、今後はクラウド事業に注力するため分社化する、と発表され一時的に反発しましたがまぁ相変わらず勢いはありません。笑


そんな中、発表された今回の決算内容はこんな感じ。

 

【2020.Q3決算】
売上高:約175億ドル(△2.6%)
営業利益:約18億ドル(+19.9%)
営業利益率:約10.4%(前年同期は8.4%)
純利益:約17億円(+1.5%)
純利益率:約9.7%(前年同期は9.3%)
EPS:1.89ドル(前年同期は1.87ドル)
NonGAAP EPS:2.58ドル(前年同期は2.68ドル)

という結果になりました。

減収増益(NonGAAPで見れば、減収減益)

です。

ん~、今回も特にパッとしない感じ。やっぱり良くはないです。笑

ただ、Q1~Q2までは前年比で減収幅が結構大きかったので、Q3単体で見るとコロナによる業績低下は一旦底打ったのかな?という気がしないでもないです。

というか
今月初めに分社化を発表した際に暫定的な決算を公表していたようで今四半期の業績に対するサプライズはなく、分社化についての内容が少なかった事による不透明感や次四半期のガイダンスを示さなかった事による下落だと思っています。

(とは言っても今期についてはコロナで読めないという理由でガイダンス出してない企業いっぱいあるんですけどね…)

 

というわけで詳細についても中身を一応チェックしていきます。



営業利益は+20%増益だったのに、NonGAAPは減益となった

まず粗利率が2ポイント程度改善されました。それによってGROSS PROFITが若干改善。
ちなみにこの時点でセグメント別に見ると利益率がダントツで1番大きい「Cloud & Cognitive Software」がさらに利益率が改善され貢献する形となりました。

他セグメントはほぼ変わらないぐらいの水準をキープでした。

そして営業利益率改善に1番貢献したのが
営業費用のうち「SG&A」(販管費)が前年比で約7.5%ほど削減された点
ですね。

売上との対比(経費率)で見ると、
2019.Q3:27.8%
2019.Q3:26.4%
となり、ぱっと見そこまで変わってないと感じますが金額にすると、約3.8億ドルもの削減効果となりました。

利益率改善の要因はSG&A費のコスト効率が上がったという事になると思います。

ちなみになんですが
前回Q2の時の記事を自分で見返してみたのですが、この時は「R,D&E」(研究開発費)の大幅増が減益の要因となっていました。

今四半期についてはそこの部分は前年と同じぐらいの売上対比率でした。
ほぼ変わらないぐらいだったので前四半期の急激な増加は一時的な要因だと思って良さそう。
(念のため次の四半期も、大幅に悪化してないかは見て置いた方がいいかも)

一応前回の決算まとめはこちらから。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


そんなわけで営業利益まではしっかり増益となるのですがその後、税金の部分で調整されたようですね。

この調整された税金の部分については詳しい内容はわかりませんでした。すみません。
(というか調べてない…)

とりあえず
本業は減収はしたものの利益的にはまぁ順調、だという感じのイメージで良いんじゃないでしょうか、多分。



引き続きクラウド事業の状況を確認


クラウド事業の売上対構成比はQ3も前四半期とほぼ同じく約35%ぐらいを占めています。(約60億ドル)

前年同期比で+19%の増加でした。

Q2は前年同期比で+34%の増加だったので、ここだけ見るとクラウド事業の拡大スピードが鈍化してきたようにも見えます。

RedHatの貢献等もあり好調だと言ってますが、競合に追いつく事に視点を置くとしたらやっぱり物足りないですよね。




まとめ

かなり簡単にまとめただけなので何の参考にもなりませんが今回の決算はこんな感じでした。
僕的にはIBMがびっくりするような良い数字を叩き出すとはまったく思ってないので、特に何も感じませんでしたが、びっくりするような悪い数字ではなかったのでヨシとします。

誰もIBMに見向きもしませんが、期待度が低い銘柄の方が将来的なリターンが期待できるケースもあります。(いつか見た本にはそう書いてあった。笑)

その反面、もちろん『期待度が低い=成長要素がない→ジリ貧になって終わり』パターンも同じぐらい可能性あるので、どちらもあくまで可能性の話ですね。



そうそう。先日発表された分社化を進めるにあたって再編費用として今期中に23億ドルの費用を計上する予定としています。

次四半期にはその再編費用も計上されると思われるため、Q4四半期単体の本来の利益の約半分以上を再編費用が占める事になると思うのでは減益となる事はほぼ確実であり、表面的な利益は今期は大きく悪化する事になります。

ざっくりですがQ4のEPSは1.5ドル前後ぐらいまで悪化するんじゃないかと。
ただし再編費用は一時的な費用(分社化するまでの数四半期に渡る可能性もあり。)になると思うのでNonGAAPベースだとそこまで急激には悪化しないんじゃないかと思います。

なので次の決算の数字は悪くなる事は確定なので、そこはあらかじめ考慮しておかないと焦ってしまう事になるかも!


業績に面で見るとIBMのスピンオフの件は、このまま予定通り進むと売上の25%が新会社に移るようです。
またそれに伴って従業員も移動するので、その分人件費等のコストは調整される事になりますね。


正直売上が25%なくなったとしても利益がトントン、もしくはスピンオフによってもっと改善されるのであれば分社化、大歓迎です。


利益がどうなるのかが一番大事です。


インフラサービス部門の一部が新会社になるという事ですが…
IBMにとってスピンオフが事実上の「損切り」になるのであればうれしい。逆に一時的に利益が多少分散されるとしても、それ以降は成長事業だけが残る事になるので、早い段階で補えるような状態になるのでは?とも思っています。


まぁその辺については恐らくIBM含め、まだまだ内容が詰まってないと思うのでどうなるのかかなり不透明ですが…

まぁこれも何かの縁なので今回もキープで。笑
(こんな決め方でいいのか…?)


ちなみになんですけどね。
昨日の晩、今月は特に買い増ししたくなるほど下がった銘柄ないな~と思っていた時に

「あ、IBM明日決算なんか。PFの構成比3%ぐらいしかないし今月はIBM買い増ししといたろ。どうなるかわからんけど!」

と特に根拠もなく買い増ししてました。今晩は下がるかな!


以上です。m(__)m






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