オラクル【ORCL】の2021.Q1決算まとめ

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2021.Q1決算を発表したオラクル【ORCL】

今回は私の保有株の

オラクル【ORCL】

の2021.Q1決算が発表されたのでチェックしておきます。

まず現在、日本時間12日0時ですが決算発表後のマーケットでは

約3%の株価上昇

となっています。

前年の数字、アナリスト予想ともに上回りましたし今回の決算に対しては市場の反応は上々のようです。

ちなみに前回の決算の際は約5%の大幅下落となっていました。
その理由の大きなポイントは売上が前年比で約△6%だった事が理由だと僕は思っています。

僕自身もオラクルの保有を続けるラインを

・売上が前年比5%を超える減少がないこと。

・営業利益率が30%以下にならないこと。

のどちらかに当てはまったら注意だと思っていたので、前回の決算はイエローカード状態でした。。。

そんな中、今回発表された決算はわずかながらも前年を上回り、四半期の中でも一番利益率の低いQ1にも関わらず利益率を改善してきました。(利益面についても前四半期の良い流れをくんでいます。)

僕の中ではこの時点で既にOK!と思ってますが、保有株なので一応まとめておきたいと思います。



2021.Q1決算の結果

さて、それではとりあえず今四半期の業績をざっと書いておきます。

売上高:93億6,700万ドル 前年比:+1.6%
営業利益:32億1,100万ドル(利益率34.3%) 前年比:+11.6%
純利益:22億5,100万ドル(利益率24%) 前年比:+5.3%
EPS:0.72ドル(前年は0.63ドル)
NonGAAP EPS:0.93ドル(前期は0.81ドル)

となりました。

アナリスト予想は

・売上高:91億9,000万ドル
・NonGAAP EPS:0.86ドル

と予想していたのでそれを上回る決算内容となりました。

そして次四半期であるQ2の会社ガイダンスは0.98~1.02ドルを見込んでおり前年同期が0.9ドルだった事から考えるとなかなか強気のガイダンスを発表しました。

というわけで今回は
結論から言うと増収増益という事で今四半期を終えました。
特に利益面の改善が引き続き続いていることも好感できます。
前四半期の利益改善は一時的なものではなかったことが証明されました。

何が利益率を押し上げたのでしょうか。
この部分については実際は前四半期から利益改善の傾向が続いており前回の記事にも書きましたが

・コロナによるT&E費用の削減
・収益性の高いビジネス(クラウド)の拡大

の2つの要因によるものだと説明されていました。

一旦、Q1の営業利益面だけ見ていくと…
前期(2020年)は約31%。
その前の1~2年間も30~31%ぐらいで推移していました。
ですが、今回の営業利益率は34.3%。

コロナによるコスト削減と高収益事業へのシフトが進み、結果的に2~3ポイントと大きく改善しました。

同社にとってはコロナが「生産性・効率化」の面では皮肉にも良い方向に進んだようです。

また、記事によると米国株投資家の大好きなマクドナルド先生もオラクルのシステムへ一部、移行したみたいです。

オラクル、予想上回る第1四半期決算–マクドナルドなどから大規模受注 リンク先:ZDNet Japan

カンファレンスコールより

気になる高成長サービスの成長率はこんな感じでした。

・Fusionアプリは26%の増加
・Fusion ERPは33%の増加
・Fusion HCMは22%の増加
・NetSuite ERPは23%の増加

前四半期と比較すると多少鈍化しましたが、まだまだ高い成長率を維持しているのでこのぐらいであれば特に悲観することもない程度です。

そしてオラクルの言い分としては、IDCの顧客満足度に対する調査結果を今回の決算では全面に押し出してきており

「IaaSベンダーでオラクル(Oracle Iaas、OCI)は最高だ!」

と言わんばかりの猛烈アピール。
(前回決算に引き続き、自画自賛を全面に出してくるカンファレンスコールだ。さすが米国企業)

しかしながら、顧客から高評価を受けている事は事実のようですし、この調査結果を基に判断する企業も少ないながらもあるはずなのでマイナスには働きません。だから全面アピールでも良いと思います。笑

とは言いつつも結果が全てなので、満足度が高くても競合の勢いと比べると置いていかれてる感がやはりまだ拭いきれないので、株主としてはどこかで業績がブーストをかましてくれることを期待しています。。。

それとZoomが同社サービスを使用している事を前回から猛烈にアピールしていますが確かにセキュリティ面で一時、不安視されていたZoomがオラクルを選んだ(というか部分的に取り入れた)という事実は変わりないので、顧客が安心して使えるサービスなのは間違いないようです。



まとめ

簡単にですがオラクルの今回の四半期決算の内容まとめてみました。

懸念していた売上成長率は前四半期の減少は一時的なもので、今四半期は約2%ながらも増収に。そして前四半期の良い流れだった利益率の改善は今四半期も続いており、これが今後の基準になると思います。

よって!!
今回の決算は株価の反応の通り、なかなか悪くない決算だったのではないかと個人的には思っています。

もちろん、AzureやAWSの成長と比べると確かに物足りなさはありますが、まぁ株価の動きをみる限り期待されてない方のハイテク株なので、そんなもんかなと。売上成長率も微増ですしね…。

利益面は申し分ないので、売上が毎年せめて5%ずつぐらいでも伸びてくれれば僕は満足です。笑

という事で、今回は僕の勝手に決めた売却ラインを下回らなかったのでもちろん保有継続です!

では!

※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。

【追記】その後(9月12日朝の様子)

冒頭で約3%の株価上昇と書いていましたが、朝起きたらなんとマイナスに転落していました。

実は「マイ転はさすがにないだろう。」とは思いつつ市場の動きは下向きだったので、お遊び気分で57ドルで指値してたら朝起きて刺さってました。

みんなオラクル嫌いなんかなぁ~と。。。笑


というわけで最終的に決算内容を受けて僕は買い増しした結果となりました。
まぁいいか。決算はよかったと思っているのは事実ですし…。


でも株式市場の今の不安定感だと正直、今年中は抑制気味で投資するかな~なんて思ってましたが想定外に保有株式数が増えちゃった。
グロース株は今の水準では買う勇気が僕にはないので、市場全体が下げても比較的ダメージが弱そうなハイテク株(※要は現時点のPERだけ見ると割安に見える期待されてないハイテク株)なら、まだマシかなと。


オラクル、IBMともに
「もしかしたらこれから勢いが出るサービスがあるかも!もしかしたらだけど!」
という目線で投資してます、僕は。

オラクルだとGen2、OCIとか、IBMだとRed Hatの業績がこれからの市場拡大に伴ってIBMと何かしらの相乗効果が出るかも。。。なんて淡い期待を持ちつつ気長に待ってます。

永遠に待ち続けるかもしれませんけど、まぁその時は潔く引けばいいだけで。。。笑



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