アルファベット(グーグル)が2020.Q2決算を発表しました。

スポンサーサイト

アルファベット(グーグル)が2020.Q2決算を発表しました。

先日、グーグルの2020.Q2決算が発表されましたね。

僕が保有しているGAFAM銘柄は実はグーグルだけです。
ちなみにですが決算発表翌日のGAFAの株価の反応を〇か×で表すとするならば


グーグルだけは×!!( ゚Д゚)

でした…


(というのも、ガイダンスはGAFA全てが上回ったものの、GAFAの中で減収となったのはグーグルだけでした。)


前回Q1決算発表の時に書いた記事を見返すと「Q2期間は2桁台のマイナスになる可能性も?」とか書いてましたが実際はそこまで悪化はしませんでしたね。

ちなみに前回Q1決算後の株価は大幅高となりましたが、今回は約3%のマイナスになりました。

アップルなんて+10%、フェイスブックも+8%、と大きく明暗が分かれました。


これぐらいで手放したりはしませんが、やっぱり「広告事業」が収入のメインのグーグルはきつかったですね。

※じゃ、なんで同じ広告事業がメインのフェイスブックが良いのさ?と
思われるでしょうけど、なんででしょうね。調べてないのでわかりませんが不思議です。笑

まぁまぁ、とりあえずグーグルの決算内容について簡単にまとめです。




2020.Q2の業績

まずはQ2単体の数字から。

【2020.Q2単体】
売上高:
383億ドル(△1.7%)
営業利益:6.3憶ドル(△30%)
営業利益率:16.7%(前年同期は23.6%)
純利益:6.9億円(△30%)
純利益率:18.2%(前年同期は25.5%)
EPS:10.13ドル(前年同期は14.21ドル)

という結果になりました。

約2%の減収・約30%の減益。


グーグルはこの世の中になくてはならないサービスを数多く提供している企業に違いはありませんが、収入源の多くが「広告収入」だという点はやはり景気に左右されやすいです。

特に今四半期はアップルのような個人消費向けのサービスは米国の政策等(休業補償増額等)の関係もあり底が知れてましたが、経済活動が完全に停止している企業も存在するこの状況では法人顧客の多いサービスは広告費削減等の影響を受けて、下がるしかなかったものと考えます。





減収となった主な要因はやっぱり「広告事業」

減収減益となった要因を確認したいと思います。

事業ごとの売上の成長率を前四半期(2020.Q1)と比較してみます。そうすると結構わかりやすくなります。

↓まずはこちらが2020.Q1の成長率。

●Google Search&other:245億ドル 成長率+8%
●Youtube ads:40億ドル 成長率+33%
●Google Network Members’properties:52億ドル 成長率+4%
●Cloud:27億ドル 成長率+52%
●Other:44億ドル 成長率+22%


そしてこちらが今四半期2020.Q2の成長率。

●Google Search&other:213億ドル 成長率▲10%
●Youtube ads:38億ドル 成長率+5.8%
●Google Network Members’properties:47億ドル 成長率▲10%
●Cloud:30億ドル 成長率+43%
●Other:38億ドル 成長率0%

となりました。

見比べただけで簡単にわかる事は、

クラウドは引き続きまぁ順調。(これは他企業の状況を見てればわかった事)
広告は急ブレーキ。もう少し掘り下げると成長率が元々高かったYoutubeはギリプラスだったものの、検索画面広告・グーグルアドセンス等の従来の広告事業はついにマイナス成長になりました。


とは言ってもコロナの影響が大きいのだけど…。

こうやって見ると、もしもクラウド事業を進めていなかったら2桁台の減収になっていた可能性もあったようですね。

Youtube広告による収入も今はプラスですが、この状態が次四半期も続くとマイナス成長に落ち込む可能性もおおいにあると感じます。


じゃ減益の原因は?

減収と言っても前年比マイナス2%です。

なのに収益面は前年同期比で約30%の大幅減益。

こっちの理由の方が知りたいですよね。

まず最初に気になるのは粗利の悪化。

前年比で約4ポイントも悪化しています。これは大きい。

悪化した要因は「データセンターの売上構成比の拡大」と「Youtube有料サービスのコンテンツ取得コストの増加」のようです。

成長著しいデータセンターが原因とは意外に感じますが…
元々、コストが異様に低い「広告事業」と比較すると一般的には利益率が高いと言われている「データセンター事業」でさえも低利益率のように映ります。

そのデータセンターが前年比40~50%で拡大していて、それよりも利益率の高い広告事業が減少しているというだけで全体の粗利は悪化。
それに加えてYoutubeのコンテンツコストがYoutube広告収入の鈍化もあって、粗利の悪化が目立ちました。

というわけで粗利の悪化がまず大きな原因のひとつ。



次に「売上推移に連動しない研究開発費」による売上対コスト比率の増加と「一般管理費」の人件費の増加・寄付金・貸倒引当金等が発生しました。
これが合わせて約3~4ポイントの上昇(悪化)。

それと営業外では「その他収入」の前年と比べて減少しました。ここは営業外なので正直そこまで心配するような内容ではありませんが。


上記のような要因(項目)によって多方面から圧力を受けた結果…

営業利益率が前年同期比で約7ポイントほど悪化するという事態に。
そして、それを利益額ベースで比較すると前年比30%の減益額になる。

という事です。






まとめ

時間が取れないので超簡単にまとめましたが今回2020.Q2のグーグルの決算内容はこんな感じでした。

こうやってみると株価の下落は仕方ないですね。
なんならもうちょっと下げてもおかしくはなかった?とも思っています。

次の四半期の結果も怖いですね。実際コロナは世界中で第二波がきていますし、いまだ落ち着く様子がありません。


前回Q1決算まとめの記事にも書いた通り「従来の広告事業による業績は期待できない」というのを早くも今四半期で実証してしまいました…。


これを機にグーグルはさらに広告事業からの脱皮を強化してくるのではないでしょうか。(クラウド事業拡大がそれの第一歩だった)


コロナショックを境に自動運転やAIの活用等への注力規模を今以上に更に拡大・スピードアップさせてくるような気がします。


その辺の界隈(自動運転・AI)でもしかしたら今年中に注目を集めるような買収案件があってもおかしくないなぁ。と妄想しています。笑

コロナ禍でも負債は増えず、元々キャッシュリッチなグーグルです。チャンスがあればここぞとばかりに買い叩いてくるかも…。


カンファレンスコールをさらっと読んだ感じ、7月の状況はQ2よりも今のところ改善してきているようです。
でもコロナ再拡大の影響が出たらQ3がもっと荒れる可能性もありそうですね。


それでもグーグルは世界中の人々にとって『もっとも』と言っても過言じゃないぐらい必要不可欠なサービスを提供している企業なので何の迷いもなくキープです。


Q3の業績を懸念して今後数か月下げるのならば、どこかのタイミングで追加しようかとも思ってます。




※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。

最新情報をチェックしよう!
スポンサーサイト