Livongo Health【LVGO】の銘柄分析

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ヘルステック界隈注目度No.1新興企業 Livongo【LVGO】

今回は米国のヘルステック企業の中でも人気の高い

Livongo Health【LVGO】

について調べてみました。

人気が高いと書きましたが、実は先日まで私は知りませんでした。どなたかのブログで見かけた表の1番上に同社の名前が書いていて

「なんか期待されてる会社あるんだなぁ。でも知らないティッカーだ…」

と思い、気になって調べようと思ったのが一昨日。

そして、現在の決算内容をサーっと見て、今の時価総額(株価)を比較して深くは考えず

『もう昨日、買いました!』(※お試し株数ですが)

というわけです。

なので、事後ですが今調べてみる、という流れに至りました。笑

欲しいなぁって思っている企業の株って、もうちょっと下がってから買おうかなぁ、と思っている内に1株も変えないまま諦めてしまう事があります。

だったらとりあえず少数だけ今の株価で買っておいて、買い増しへのハードルを下げよう、もし下がったら平均取得価額を下げれるからラッキーぐらいに思っとこう、と。

というわけで、新たにPFに加わった同社について調べてみようと思います。

事業内容について

そもそも「ヘルステック」って何なんでしょうか?
「ヘルスケア」と「テクノロジー」が合わさった造語みたいです。

その「ヘルステック」界隈でコロナの感染拡大が広まった事で今、注目を集めているのがLivongoです。

同社の行っている事業は簡単に言うと

スマートデバイスを利用して、自宅にいながら患者である自分のデータを送り、同社のプラットフォーム上で分析・収集したデータを基に、結果・管理方法を患者に伝えてサポートする。

というものだそうです。

現在、「糖尿病向け」「高血圧向け」「体重管理向け」「行動療法向け」などの分野で同サービスを提供しています。

元々は糖尿病サポートから始まったサービスのようですが現在ではその範囲が似た分野でありながらも少し広がっていると言った所でしょうか。

【なんとなくmemo】

2018年に「Retrofit」(糖尿病予防サポート)を買収。
2019年に「myStrength」(うつ病やストレス等に対応)と合併。それによって約2,000万ドルののれん計上と約1,400万ドルの無形固定資産の計上。

同社のアニュアルレポートを見ると、

米国では慢性疾患を持つ人が約1.4億人いるようでその内、糖尿病の人は約3,140万人。そして高血圧の人は約1,850万人。

対する同社の顧客数は2020.Q1時点で32.8万人と公表されています。

顧客数の推移も前年同期と比較するとおよそ2倍に増加しましたし、この事からも潜在的な市場の大きさと需要はまだまだあると思います。

さらには2019年に合併したmyStrengthは、精神的な疾患のサポートを行う事業を行っていたので「行動療法向け」分野として、そっちも軌道に乗ればもっと多くの市場規模が存在すると思っていいかもしれませんね。

それにこの市場規模もあくまで米国内だけなので今後グローバルに展開をするとしたら、もっと多くの顧客を抱える事も考えられそうです。

そういえば僕の祖母が糖尿病で、定期的に血を抜いて自宅で血糖値のチェックしてたのを思い出しました。
あの後、どうしてたんだろうか…。ただチェックして終わってたのかな?

数値をチェックして、その後のフォローがしっかりあるというのは患者にとってはありがたいですね。

日本でも糖尿病・高血圧症は生活習慣病と言われるぐらいになり、患者数・予備軍も増えていると聞くので、食が豊かになった先進国では常に付きまとう病気になっているのではないでしょうか。

そう考えると世界的に見ても同社が属する市場規模はまだ広がりそうに思います。



業績について

それでは業績について見ていきますが、まだ上場して1年ぐらいしかたってないので四半期ごとの推移でみていくようにします。

売上の成長率


やっぱり一番の注目ポイントは売上成長率の高さです。

2020.Q1期間中は本来だったらもう少し落ち着いた数字になると思われていましたがコロナ感染拡大によって病院を訪れる人が同社サービスを利用しだした事が関連していると思われます。

さらに先日発表されたQ2のガイダンスも非常に高い成長率を維持した形で発表されたため、株価も発表後にダメ押しの大幅高となりました。

過去の売上の推移を見るとQ1で業績が大きく伸びて、その後Q2~Q4まではQ1の業績を基に積みあがるイメージの増え方をします。

ですが、今回Q2ガイダンスとして発表された数字は今期Q1の業績から積み上がるというイメージではなく、さらにQ2期間中でも大きく伸びるという形で発表されたのが株価には大きなインパクトだったのではないでしょうか。

(僕はとりあえずという事で、大幅高後に少しだけ買ってしまったので短期的には調整期間に入る事も覚悟して保有開始しました。下がったら買増せば良いよね…笑)

このままの勢いがQ4まで継続したとすると4億ドルに迫る売上額を記録する可能性が高そうですね。

その後も成長率が急減速するとも思えませんので、今後数年間は高い成長力を維持するのでは?と思っています。

同社の収益性


次に利益面についてですがこちらも四半期ごとです。
ここまで全てマイナスです。が、それはほとんど気にしていません。

それどころかコロナの影響もあって当初、市場で想定されていたよりも早くプラスになりそうです。

投資優先で恐らく事業を行ってきたと思うので多分ですがLivongoからしても、「あれ、もっと投資に回せたかも?」と思ってるかもしれません。わかりませんが…笑

そして、それとは別に利益の面で僕が1番気になったのが「売上総利益率」です。

この利益率が70%を超えている点から、顧客さえ今しっかり集める事ができれば後は非常に利益が残りやすいビジネスモデルなんじゃないかと思いました。



一般的には売上総利益が70%以上というのは非常に高収益なビジネスです。

それにこれだけの利益率を確保できているという事は、市場がまだ荒れていない可能性や同社がこの市場で先行者である事、または競争優位性がある、という事の裏付けにもなるはずです。

(もちろん、全てが当てはまるわけではないですが利益が出ているという事はなんらかの優位性が既にあるという事だと思ってます。)

「そうは言っても結局「販管費」が多いから赤字なんでしょ?最終利益残らないんじゃ粗利高くても意味ないじゃないの!」

とも思うかもしれませんが、まだ売上額が数億ドル程度しかない今の規模で収益化してしまっても大きく成長する事はできないはずです。

今の優先順位はまず顧客を集める事

そのために開発費やマーケティング費に投資している段階だと思います。

恐らく、同社も倍々で売上が増えていっている中で急いで収益化しようとは思っていないはずです。

まずは先行者利益を存分に確保した上で次のフェーズに移るのだと思います。
規模の拡大に伴って販促費率は減少していくはずです。

そういう意味で、僕は一度収益化した後は販促費を抑えていって最終的に高い利益率を残せる事業になると思って同社に至っては「売上総利益」の部分を重視して見るようにしています。

…と、この考え方で正しいかどうかはわかりませんが。
あくまで僕の考えなので、ここを投資判断にするかは個々の判断にお任せします。笑

キャッシュフローの推移


ここだけ会計年度ごとでグラフを出してます。

営業CF、FCFともにマイナスです。

ちなみに減価償却費、ストックオプション、運転資金の増減を考慮しても残念ながらプラスにはなりません。

内容を見ると2019年度は在庫が増えたのが大きかったですね。
会員登録の増加に伴って在庫備蓄量も連動して増えたようですね。在庫量も増えてはいますが売上が伸びているので特に問題はないです、今のところ。

あとはやっぱりストックオプション3,200万ドルが営業CFでプラスに働いているという所だけチェックですね。

営業CFがプラスになるのは会計上の黒字よりも、もう少し後になりそうですね。



まとめ

今回はLivongoについて調べてみましたがいかがだったでしょうか。

本来であれば今の時期に赤字の新興企業の株を買う事はあまりしないのですが、ここだけは気になって仕方なかったです。笑

株価の水準はここ数か月の株価の急騰加減を見ても、高い方なんだろうなぁと思います。

そもそもまだ、会計上は赤字なので適正な株価を出すのは難しいです。

じゃなんで買ったかというと

・将来的(数年後)に高い利益率のビジネスモデルになる気がする。

・今からまだまだ成長する市場に属している。

確かに今の時点の業績を加味するなら買うのは怖いですが、例えば売上が(5~10年後に)30億ドルとかになったとして粗利が70%ぐらいなら多分、販促費率は規模が大きくなるにつれて下がっていくと思うので最終利益でも20%は固いと思います。

30億ドルのうち20%が利益だとすると6億ドルの最終利益。もし30%だったら9億ドル。
今の時価総額が100億ドルとすると、その時のPERで見ると10~20倍ぐらい。

『今の規模から5年で売上が10倍になるか?それ現実的?』

という気もしますが、市場規模や高齢化、世界的な人口増加、コロナの影響がいつまで続くかを考慮すると全然なくはないような気もします。かなり強気ですが…笑

例えば今期(2020年)4億ドルいったとして
2021年に倍の8億ドル。2022年、成長率が70%に鈍化して14億ドル。2023年成長率40~50%で20億ドル。2024年成長率30%で26億ドル。2025年20%の成長で約31億ドル。…なんて。笑

こんなにうまくいかないでしょうが、もしこうなったら5年で売上は30億ドルいくかもしれません!し、いかないかもしれません…。

途中、買収等があったらもっと早く到達する可能性もあります。
もしくはデバイスで受け取ったデータを基に今よりも高度で専門的な「オンライン診療」のような方向に行く事も可能になるかもしれません。

正直どうなるかわからないのが「米国新興企業」の怖い所やワクワクする所であって、他の赤字SaaS企業に投資する事と比較してみたら僕はLivongoの方が大きく成長する可能性が高いんじゃないか、と思ったので投資する事にしました。(※後付け)

僕はなぜかJumia株も保有しています。潜在的な市場規模はとても大きいかもしれませんが収益化する未来が今のところ全然見えません。破綻する可能性の方が高いかもしれません。笑

そんな企業(JMIA)の株を持っている僕から見たら、Livongoは今の時点でも相当優秀です。なぜなら市場規模の拡大も見込めるし、黒字になる未来も想像できるから。

ただし!
今の株価でずっと保有しても将来的に大きなリターンをするにはちょっと物足りないので…

「是非とも株価調整していただいてもっと安く買い集めたい。なんなら半減してもいいよ。」

という想いがあって、今回少数の購入でした。

あ、それと「競合」がどんな感じなのかまだ調べ切れていないのでそこは要確認です。

どうなるだろか~、わからないけど楽しみですねぇ。

※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。



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