オラクル【ORCL】の2020.Q4決算まとめ

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2020.Q4決算を発表したオラクル【ORCL】

私の保有株

オラクル【ORCL】

の2020年度の決算が発表されたのでまとめておきます。

ちなみに決算発表の翌日の株価は前日比5.6%と大きく下げました。
市場は残念な結果と判断したみたいですね。僕もそう思います。

じゃ売ってしまうのか?という点は内容を見て考えてみる事にします。


Zoomがオラクルを採用したと発表されてたので少し期待してたのになぁ~笑
まぁZoom自体、話題ではあるもののそこまで世界的企業じゃないしね。

では、とりあえず中身を見てみます!


2020.Q4決算の結果

2020.Q4単体の実績

売上高:104億4,000万ドル 前年比:△6.3%
営業利益:43億900万ドル(利益率41.3%) 前年比:+1%
純利益:31億1,600万ドル(利益率29.8%) 前年比:△17%
EPS:0.99ドル(前年は1.07ドル)

という残念な結果になりました。

この中で僕が一番、やっちゃったな~と感じたのが売上の前年比マイナスです。

なぜならオラクルを保有し続ける条件として、

・売上が前年比5%を超える減少がないこと。

・営業利益率が30%以下にならないこと。

という2つのラインを自分の中で設けていました。

 

その内のひとつである「売上が前年比マイナス5%」を下回ってしまいました。
通期ではないものの四半期でも前年比でここまで下げてしまうのはちょっとヤバイと思ってしまいます。

為替の影響を除くとマイナス4%で収まる事にはなってますがこれをどう見るかはちょっと考え物です。

コロナの影響で大きなダメージを受けた旅行や小売業等でオラクル製品の導入を延期した事も売上が減少した要因みたいです。

 

 



2020.Q4累計の実績

売上高:390億6,800万ドル 前年比:△1.1%
営業利益:138億9,600万ドル(利益率35.6%) 前年比:+2.6%
純利益:101億3,500万ドル(利益率25.9%) 前年比:△8.5%
EPS:3.08ドル(前年は2.97ドル)

となりました。

EPSが前年プラスとなってますが、これは完全に自社株買いの影響です。
業績はご覧の通り停滞・鈍化の一途を相変わらずたどっています。

同社は今期だけで発行株式数の約1割を買い戻ししました。
投資家としては嬉しいですが業績が悪化している以上、手放しでは喜べませんね…。

ちなみに長期で見ると過去10年間で当時の発行株式数の約40%近く自社株買いを行っています。

これによりEPSの押し上げ効果はすさまじいものになります。

が、それを踏まえてEPSの推移を見ると物足りなさを感じるかもしれません…。いかんせん利益自体はそんなに伸びてませんから。

しかもキャッシュフローもここ数年でも最低のラインまで落ち込みました。

最低と言っても元々が優秀なので、危ないという事は全然ないですが明らかに鈍化方向に進んでいるような気がしています。

 

カンファレンスコールより

カンファレンスコールの内容によると

・Fusionアプリは31%の増加
・Fusion ERPは35%の増加
・Fusion HCMは29%の増加
・NetSuite ERPは25%の増加
・Wertical SaaSは7%の増加

となったようです。


特に「FusionERP」と「FusionHCM」の伸びは業績にそれなりに貢献した様子。

また気になっているキャッシュフローの面についても記載がありました。
コロナの影響で顧客からの支払いが遅れる事例が発生しており、キャッシュフロー面でマイナスに働いたとあります。(今年度中に回収予定とありますがコロナの状況次第なのでどうなるかわかりません。多少は不履行の可能性もあると思います。)

と、Zoomの決算発表でも言ってましたが、今回Zoomと8×8が新たにオラクルを採用した事を発表しました。

現在、既にAWS、Azureが採用されているZoomが今回の増強でオラクルを選んだ要因は「Gen2だ」と猛烈アピール。(※ちなみにあくまで追加要因であって移行ではない…)


↓実際はこっちの記事の方が信ぴょう性あるようで、ちょっとオラクルの強気が過ぎる??

そもそもZoomの基本は自社データベースですから多分そのうちどっちも切り離されるか縮小されると思うのですが…。


それと
『8×8』は以前試験的に一部をAWSからOCIに移行して運用した結果、OCIの素晴らしさに気づきこの度、完全移行する事にした!というような内容もありました。Verizonの導入も同じような流れのようです。

このバッチバチな感じが日本企業にはない感じで、良い競争環境だなぁと思います。笑
米国企業の強さはこういう所にあるのかもな~なんて思いますね。話逸れましたが…

その後の発表も(しつこいぐらい)複数の有名企業ごとに勝利報告をしていくという流れで進み自画自賛のカンファレンスコールでした。


・・・でも売上は前年を割ってるんですよね、これだけ言ってるのになぜなのか。笑


オラクルの上層部はビッグマウスパフォーマー的なイメージがあるし、まぁそういう事なんだろう…笑



そして次に気になる点、「マージンの改善」についても言及がありました。

理由としては2点。

・コロナによるT&E費用の削減

・収益性の高いビジネスの拡大

上記の2点が貢献したとの事でした。

利益率が今四半期に改善した理由としては、
一部の社員以外が在宅になったのでT&E費用いわゆる移動費が大きく削減されたことと、もうひとつは、収益性の低い事業の規模が小さくなってきて逆に収益性の高い事業が拡大しているという喜ばしい点も関係しているようです。

 



まとめ

今回発表されたオラクルの決算内容はだいたいこんな感じでした。
どうでしょうか?

売上が前年比で大きく減少した事で保有に対する不安は残りますが、今回はコロナの影響もあっただろうし一部顧客ではAWSやAzureと比較して高く評価されている部分もある事から

とりあえずこのまま保有を続けて少し様子を見よう!

という事で勝手に落ち着きました。笑
(こういう状況なんで一時的に手放しておいても良いですけど、どうしようもないほど悪いわけでないので。)


また、どのぐらい評価されているのかわかりませんが今四半期中に「Exadata Cloud @ Customer」が大幅に改善されたようで、このサービスの今後の評判も気になるのでとりあえず様子見です。

(もちろん、どんな内容なのか理解してません。笑 ただこれまでオンプレミス型で運用していた顧客のデータベースが「Oracle Autonomous Database」で実行できるようになったみたいで採用率が大きく伸びるだろう、と自信があるようです。というかこれまで、それができてなかった事の方が意外でした。笑)


まぁどうなるかまだわかりませんが、競合に一矢報いた?ようなのでとりあえず保有続けます!




※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。

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