2020.Q1決算まとめ Booking HD【BKNG】

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【BKNG】が2020.Q1決算を発表しました。

 

今回は5月7日に発表された

 

Booking HD【BKNG】

 

の2020.Q1決算についてサーっと見てみます。

 

なぜ「サーっと」なのかというと、僕はまだ保有していないし、目次を気にしながら記事を書くのが今日は億劫だからです。

 

(※理由は、最近買った中古物件のリフォーム計画を考えるのに今は注力していてちょっと時間作れてません。笑)

 

さて、そういうわけで確認していきます。

 

あ、前回の記事はこちらからどうぞ。業績の推移などの基本情報をまとめています。

保有株ではありませんが、まだ保有のチャンスがくるかもと結構重点的にマークしている銘柄のひとつです。

 

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決算の中身を簡単に。

2020.Q1の業績結果

まず結果については、市場でも予想されていた通り大幅に業績が悪化してしまいました。

オンライン旅行予約サイトを行っているためコロナのせいで現在超絶不調な航空株とも業績面がある程度連動する形になります。

 

【2020.Q1決算】

売上高:22億9,000万ドル(△19.4%)

営業利益:△3億ドル(赤字転落 ※前年同期は5.5億ドルの黒字)

営業利益率:△13.5%(前年同期は19.6%)

純利益:△7億ドル(赤字転落 ※前年同期は7.6億ドルの黒字)

純利益率:△30.6%(前年同期は27%)

EPS:△17.01ドル(前年同期は16.85ドル)

 

このように結果は、なかなかに悲惨な状況になりました。



のれんの減損が発生

 

今四半期中に、のれんの減損が約4.9億ドルほど発生しました。

 

これによって営業損益が今四半期はマイナスへ転落することになりました。

 

これまで営業利益率30%以上を継続して叩き出してきた同社にとって今回のコロナショックによる悪影響は今までに経験したことがないレベルだったようです。

 

仮に減損がなかったとしても、投資損失なども発生しているのでどちらにしても最終損益マイナスは逃れられなかったと思いますが。

 

のれんの減損(OpenTableとKAYAKの減損)によって固定資産が減少し、同社の純資産を減らす要因になりました。

 

本業面をちょっとだけ掘り下げる

のれんの減損については、僕は比較的寛大(KHCとか)な方なので。笑

 

減損も最終的には本業には変わりないのですが、現状の数字をちょっとだけ細かくみておきたいと思います。

 

こちらは、それぞれの収益源の前年比です。

引用:BOOKING HOLDINGS 2020.Q1 10-Qより


 

オンライン旅行予約サービスの収益が約27%の減少

となったのが大きいです。

 

大きいというか同社の要がこの予約手数料収入なので当然、全体の業績に大きなダメージを与えます。

 

また「Marchant revenue」の方が前年比でプラスになっているのは、コロナ前に好調に推移していたため、その分の蓄積分がコロナ拡大以降の悪業績を緩和させました。

 

 

引用:BOOKING HOLDINGS 2020.Q1 10-Qより

 

が、それよりも大事なのこっちの予約数だと私は思います。↑↑↑

 

予約数自体のQ1期間中は前年と比較して約半分と大幅な減少

 

となりました。

 

これは比較的コロナの影響の少なかった1~3月初めまでも含まれているので、実質コロナが急拡大した3月に至ってはそれを帳消しするほど悪化したという事だと思います。

 

さらにCEOによるコメントによると

3月の宿泊日数は100%の減少』と公表しており、予約よりもキャンセルが上回った

とのことでした。

 

そして前回記事でも紹介しましたがやはり4月初旬の予約件数も引き続き8~9割減となっているようで、なかなか復活の兆しは見えないですね…。

 

さらには、CEOもレイオフの可能性も示唆していることから同業者と同じく、厳しい環境にいることは変わりありません。

 

上記のことからもQ1四半期の売上がマイナス20%ほどで思ったほど悪くなかったように見えるだけで実際は数字以上に悲惨だと思います。

 

その結果は第2四半期でしっかり表れるでしょうけど…怖いですね。

 



まとめ

実は、同社株を先週購入しようか迷っていました。

 

…のですが、もう一度現状を確認してからでも遅くないか、と思い今回再度現状を確認してみることにしました。

 

結果は、

 

ん~…、まだ下がるかもしれんなぁ…。

 

という気持ちです。

 

今後も(※ビジネス等も含めて)「旅行産業」がこの世からなくなる事は恐らくないとは思いますが、

 

航空株もそうですが、どこか1つ2つの国で感染を完全に終息できたとしても全世界で感染を終息させないと、即座に元の業績に戻る事が難しい業態。

 

というのが、同社にこれから投資していいのかどうかを見極める点で大きなポイントです。

同社も旅行需要の完全な回復は、四半期単位ではなく年単位の時間を要すると想定しているようですし。

 

終息した国では国内旅行の数は以前よりも増える可能性はありますが、国外旅行の数はかなりの確率で減少するのでは?と思っています。

実際、今回のカンファレンスコールでも4月の国内の宿泊予約の割合はこれまでの45~55%から70%に増加したようです。

現状は国外の宿泊予約が圧倒的に減っているという要因も大きいのですが。

 

この事からも回復はやはり当たり前ですが国内旅行からですね。

 

この時期に医療や感染予防が整っていない新興国への旅行は消費者からすると怖いですね。

 

コロナがこの世からなくなった暁には、急反発すると思いますが現状で「withコロナ」とか世の中で言われているうちは、ちょっと難しいかもしれません。

 

同社のこれまでの株価成長を引っ張ってきたひとつの要因でもある「自社株買い」もコロナの影響を受けている間は行わないとしている事から急いで今、投資する必要性は少ないような気がします。

(この状態で自社株買いを継続する方があり得ないので自社株買い停止の判断はマイナスの印象ではないです)

 

とりあえず、早くも第2四半期の決算待ちという気持ちです。

 

 

 

※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。

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