米国優良企業オールスターに投資するETF 【QQQ】

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最近また話題になったQQQについてまとめてみた。

今回は僕も投資をしている米国ETF

QQQ(インベスコ QQQ トラスト・シリーズ1)

についてまとめてみました。

QQQって言われても何の略なのか僕はわかりませんけど、要は

NASDAQに上場していて金融企業を除いた上位100位の優良企業にまとめて投資するETF

だと思ってもらったら良いです。

これが何を意味するのかはこれから説明していきますので、QQQが気になっている方や何から買い始めたら良いのかわからないという米国株初心者(私含む)の方は参考になるかもしれません。

ちょっと長いですけどご覧ください!

QQQの特徴

基本情報

まずは基本情報からです。

経費率 利回り トータルリターン リスク 株価騰落率 構成銘柄
0.20% 0.76% 92.90% 17.00% 82.43%

103

※「リターン」「リスク」「株価騰落率」は、2016年1月1日~2019年12月9日
※「リターン」は配当込み。
※2019年12月初め時点の情報です。

インデックスETFのVOO(0.03%)や高配当ETFで人気のSPYD(0.07%)等に比べると経費率が高めですね。

とは言っても経費率0.2%ぐらいであれば、同ETFのパフォーマンスを考えると十分な気がします。

そして、さらっと書いてある「トータルリターン92.9%」。これはS&P500の平均を大きく上回っている水準です。(もちろんAMZNのリターンなんかに比べたら誤差みたいなものですが…)

まぁ、なにはともあれリターンは平均以上です。

組み入れセクター比率

セクターごとの構成比は下記のような組み入れ状況になっています。



QQQは「ナスダック100指数」に連動するETFとして運用されています。

 

「ナスダック100指数」の構成銘柄は

NAQDAQに上場している金融銘柄を除く時価総額上位100銘柄

となっています。そのままです。

 

毎年12月に時価総額の変動によって銘柄の入れ替えが行われますが、厳密に言うと単純にその年のTOP100位というわけではなく「これまで100位以内に入っていた銘柄については、次期で100位以下になっても多少優位性がある」という状況のもと、構成銘柄が変更されます。

 

それとナスダック上場企業である必要があるので「ツイッター社」や「アリババ」等の企業は有名で時価総額も大きいのですが上場先がNYSEになるので、これには含まれません。

 

それを踏まえた上で、現在の構成銘柄をまずはセクターごとに見ていきます。

 

ご覧の通り、約半分程度がテクノロジーセクターで構成されています。

要するにナスダックの時価総額TOP100位の半分はテクノロジー企業が占めている。

という事です。

 

元々、NASDAQに上場する企業は新時代のビジネスを変えると思われた新興テクノロジー企業が多く上場したためテクノロジーセクターの構成比が高くなってるという事もあります。

 

そして結果的にそうなっている(時価総額の半分を占める)という事は、やっぱりここ数十年のビジネス拡大を引っ張ったのは間違いなくテクノロジー企業だった、という事が言えます。

そんな特徴の指数をETFにしたものが「QQQ」です。

 

また、QQQの他の特徴としては

①「金融」「不動産」企業がほとんど含まれていない。

という事と

②「ヘルスケア」「生活必需品」セクターの構成比が低い。

というのもQQQの大きな特徴のひとつです。

 

例えば「金融」や「不動産」関連の景気に特に敏感な企業たち。

ここがQQQには含まれなかった事で今回(コロナショックによる株価急落)のような大きな株価の変動があった時に、下落耐性が強かったという結果になりました。

 

そして「ヘルスケア」「生活必需品」の構成比が低い理由については、今現在の2セクターで時価総額が大きい企業は創業年数が長い老舗企業が多く既にNYSEに上場していた企業が多かったためです。

 

例えば、ジョンソン&ジョンソンやウォルマート、P&G等。歴史の長い有名企業はNYSEに上場しています。

 

逆を返すと「ヘルスケア」「生活必需品」関連の企業は歴史のある企業の方が強く、新興企業はなかなか企業規模が大きくなれなかった、というのもあるのかもしれません。

 

 

組み入れ銘柄 上位10位

MSFT AAPL AMZN GOOG GOOGL FB INTC PEP NFLX CSCO
11.98% 11.04% 10.35% 3.87% 3.86% 3.79% 2.94% 2.15% 2.08% 2.02%

組み入れ銘柄のトップ10はこのような企業が並んでいます。

ちなみにGAFAMのみで約4割以上を占めます。

前に、「GAFAMでどの企業に投資しようか?」的な企画で記事を書いた時に、結構迷いましたけどQQQ買っちゃった方が早いかもしれません。

そして上位10位以内の構成比は約55%。

市場全体で見たら分散効果はかなり低めですが、これひとつでGAFAM全企業へ投資できると思ったら別に構わないと私は思います。

だってGoogle株を買おうとしたら1,000ドル以上必要で投資初心者にはちょっと勇気がいる額です。

それだったらQQQ買って全GAFAMに投資できるんだったらそっちの方が良いような気がします。

仮にいつの日かGAFAMのどれかが陥落したとしても、恐らく次の世界的企業が出てくるのもNASDAQからだと思います。

でもQQQに投資しておけば、落ちたGAFAMの代わりになる新たなGAFAM級の企業も含まれている事になるはずなのでただ企業が入れ替わるだけで大きな損を出さずに済みますよね。

未来が楽しみな「Tesla.Inc.」や「Netflix.Inc」等の急成長企業もNASDAQには含まれるし、後は勝手にQQQがリバランスやってくれるので、おまかせで大きなリターンを得る可能性が非常に高いかもしれません。



じゃQQQの欠点は何か?

ここまで来て、QQQの事をどう思ったでしょうか?

ちなみにNASDAQ総合指数とS&P500と比較した結果もこんな感じになります。市場平均を達成できれば上出来!と言われていた市場でそれを大きく上回るリターンを残しました。

こちらがその比較です。

(※期間はITバブルが落ち着いた2003年から2020年の年初までです。株価上昇によるリターンだけです。)

※拡大



めちゃくちゃ良い!と思った方が多いと思います。

逆にそんな良いとこしかないなんてちょっと怪しい…と思ってしまうかもしれません。(レベル的にそんなレベルの株価上昇率ですしね。)

なので、QQQの欠点についてもいくつか考えてみようと思います。

考えられる欠点はこちらです。

①過去のリターンは最高でも未来のリターンはわからない。

②「歴史のある企業」が大きなリターンを実現した時にその恩恵が受けれない。

③ハイテクを超える新たな産業が今後は大きく成長する可能性もある。

こんな感じでしょうか。

①と③については、そもそも私たちは過去の業績を見ながらこの企業に投資しよう。と決めると思います。

それは当たり前の事で、未来人でもない限り誰も未来の事はわからないから、過去のリターンを見て将来のリターンを推測する事しかできません。

しかし、時にはその推測は大きく外れる事態が発生する場合があります。しかも、それなりの可能性で。(GEの衰退やIBMの落ち込み様を誰が当時想像できたでしょうか。)

私は多分、テクノロジーが今後も大きく成長を続けるとも思っていますが、「宇宙産業」関連も実はとても気になります。

まぁ、これもテクノロジーの先にあるので多分QQQでカバーできるようにも思いますが、もしも仮に「宇宙産業」を主にした新たな取引所が出来たとしたらどうでしょうか。

そんな可能性は限りなくゼロだとは思いますが、これまで以上に膨大な額の資金を必要とする「宇宙産業」だと、もしかしたら投資家層が変わるかもしれません。

私みたいなごくごく普通の一般人でも株式投資が簡単にできる時代になったので、もしかしたら資産が数億円以上ある人しか投資できない裕福層向けとして「宇宙産業」取引所ができるかもわかりません。(※勝手な妄想ですが…www)

そして、もうひとつの実際に可能性の高い欠点としては上記の②に当てはまりますが…

歴史の長い企業(=ヘルスケアセクターや生活必需品セクターの企業)が良好なパフォーマンスを実現した時にQQQではカバーできない。

私は特に「ヘルスケア」セクターは今後も大きく成長する気がしています。

今回の疫病や高齢化が進む事による医薬品の需要増等でヘルスケア企業の業績にも大きく影響を与えるかもしれません。

でもQQQはヘルスケアセクターの構成比率が少ない。

理由は上記でも書いたようにそもそも「NASDAQに含まれていない企業」が多いセクターだからです。

ここの恩恵は受けれないというのは多分大きなロスになるはずだと僕は勝手に思ってます。

人間が地球で生きている限り薬品の需要は今後もどう考えてもなくなりませんからね。

まとめ



米国NASDAQのオールスターETFであるQQQ、まとめてみましたがどうだったでしょうか?

長期に渡り圧倒的なリターン・パフォーマンスを達成している超おすすめのETFのひとつには間違いないと思っています。

今回のコロナショックでも底堅さ・反発を見せて市場平均よりも耐えれる事を実証しました。

もはやハイテク産業は景気敏感株ではなく、景気による影響の少ない必須産業になったという事の現れかもしれません。

更に見てみるとNASDAQ総合指数よりもQQQの方が下落相場の影響が少なかった事から、ハイテク企業は規模が大きくなると安定するという事も証明されたはずです。

(※これはどの企業にも言える事なので改まって言う事でもないか。笑)

その事からもGAFAMの強さが今回の下落相場では更に際立つ事になりました。

ひとつ問題があるとすれば、何度も言いますが

「ヘルスケアの成長の恩恵が少なくなる可能性がある」

という事ぐらいだと思います。

もちろんNASDAQにもハイテク色の強いヘルスケア企業が存在していますが、まだ実績が少ないため不安も残ります。

それにヘルスケアという側面からも新薬開発に必要な研究資金を捻出できるような既に規模が大きくなった老舗企業の方が有利だと感じます。

QQQだけでは、そこのパフォーマンスは取り込めないのが唯一の欠点だと私は感じます。

なので僕の考えとしては

QQQに投資する場合はサプリメント的な感覚でVHT(バンガード・ヘルスケアET)をセットで投資する

とした方が、プラスαを狙えるのかな、と思っています。

まぁ、あくまで僕の投資法なので正解か不正解かはわかりませんけど、ハイテクの成長をベースにヘルスケアの成長を取り込めたら最高なんじゃないか、と思ったりしています。

※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。

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