ストーン【STNE】の2019.4Q決算まとめ

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STONE【STNE】が2019.Q4決算を発表

今回は私の保有株である

ストーン【STNE】

の決算発表が3月2日にあったので結果をまとめておきます。


ストーンは、私の保有株の中でも結構期待が高い銘柄上位です。

なぜでしょうか。
人口2億人のブラジル市場をターゲットにしっかり実績を残しながら成長しているからです。

後ほど説明しますがアフリカをターゲットにした(今のところ)話題性だけのJumiaとは、えらい違いです。笑


ブラジル市場を狙うフィンテック企業がストーンです。

一時期、バフェットも注目していた企業ですね。今はどうなんだろう。。。
もう手放してるのかな?

2019年度Q4決算 【累計】

今回の決算で通期の業績が確定したのでまずはこちらを。

2019年度Q4決算【累計】

売上高:R$25億7,600万(+約63%)
営業利益:R$10億9,000万(+約246%)
営業利益率:42.3%(前年同期:28.0%)
純利益:R$8億420万(+約275%)
純利益率:31.2%(前年同期:18.5%)
EPS:R$2.85(+221%)

となりました。

Q3までの好調な流れをそのまま引き継ぎ今会計年度も大きな成長を達成しました。

売上成長率の推移



売上の成長率は、いまだ高い成長力をキープしていると言って良いと思います。

同社の収入源は大きく4つあります。

・transaction activities and other services(取引活動)

・subscription services and equipment rental(サブスク&機器レンタル)

・Financial income(金融収入)

・Other financial income(その他金融)

何が大きく伸びたのか、というとどれも同じ割合で伸びました。

なので前期と比較してもそれぞれの収入源の構成比はほとんど変わりません。
強いて言うのなら一番規模の小さいその他金融が3%→7%ぐらいになったという点ぐらいです。

主力の3事業それぞれで大きな成長を達成している事がわかります。

利益面の推移

また、利益面を見ても売上の成長に劣らず大きく伸びています。

営業利益40%台、純利益率30%台
と驚異的な利益率を記録しました。

昨年よりもさらに利益率が伸びた要因は単純にコストの増加以上に売上の増加が上回った事が大きな要因です。
他には前期はIPOに関する費用が上がっていた点等がありますが

基本的には事業効率化(コストを抑えた事)による大幅な収益性アップ

なので、この意味は大きいです。一時的な物ではないという事ですね。


ちょっと特殊な営業CF

ここまで見るとめちゃくちゃ優秀な企業ですよね。
これだけ利益率が高かったらVISAやMasterみたいに現金もいっぱい保有しているんじゃないの?と思ってしまいそうですが、ビジネスモデル的に状況は大きく異なるようです。


同社の営業キャッシュフローは他の企業と少し見方が異なります。

ストーンの場合、イメージ的には前払い代行のようなビジネスの側面があるので営業キャッシュフローをそのまま見るだけではなかなか実態が掴めません。

そこで営業キャッシュフロー中のいわゆる『運転資金を除いた営業CF(調整後営業CF)』を公表しています。



純粋に営業CF計算書に記載されている内容を見ると全然キャッシュに余裕がない状況です。
とても利益率30%台の企業には思えませんよね。

実際に営業活動で得ているキャッシュ額はグラフの赤の部分を見てもらった方が良いと思います。

逆にビジネスモデル上、大きな資金が動く原因が運転資金でもあるという点は注意点という事にもなりそうです。

万が一、資金繰りが厳しくなったら早い段階で悪影響が表面化する危険性はあるのかな、と思います。

しかも、それがブラジル市場だという事は結構デンジャラス要素が高いかもしれません。笑


TPVとクライアント数の推移も順調

最後にTPVとアクティブクライアント数の推移を見ておきます。

ここはストーン社が特に重視している部分でもあります。

まずは規模の拡大を進める同社としては利用している場面が増える事が最優先です。
グラフを見てわかるように伸び率はまったく衰えていません。

しかも2019.Q4はさらに加速しているようにも見えます。

同社の年間TPVの規模はブラジルのクレジット市場の約8%のシェアを獲得しているようです。しかも、まだ8%という事は今後も伸びる余地があるという事にもなりそうです。

まとめ



あくまでブラジル市場が今後も大きな金融危機もなく成長を続けるという前提があるのであれば優良株だと思います。

ただしブラジルはまだ発展途上の要素も多く残っているのでストーン社にフルインベストは危険過ぎるのでやめた方が賢明です。

なので私も期待しつつ、でも資金を突っ込み過ぎず今後も保有していくつもりです。

ちなみに決算を受けて株価も一時46ドルの値をつけましたがコロナショックの影響等もあり現在は41ドルあたりで落ち着いています。

ただ、同社の財務状況を見ているとなんだかちょっと心配になってしまう部分があります。

何と言ったらいいかわかりませんが「FIDC」が絡む部分の流れがいまいち理解できず、いわゆる資金繰りの面で若干の不安を感じる要素もあります。

何度か調べてみたのですがいまいち腑に落ちる内容にならなかったので、そこだけが心配ですがまぁ問題が起きてもPFの1割程度であれば大ダメージを受けても我慢できます。笑

僕の理解不足なだけで、全然問題ない事を祈ります。

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