クラフトハインツ、またもや決算失敗です。

スポンサーサイト

クラフトハインツ決算でまた急落しました

私、残念な事に

クラフトハインツ【KHC】

を決算後の急落で掴んでしまいました。

今回の決算の下落でさすがに下げ止まるかな、と思っていましたがその翌日も更に3%の下落となってしまいました。

とっても残念。。。

そして私の持っているKHCの評価損も今回のナンピン虚しく1ヵ月もしない内に早々とマイナス7%の評価損となってしまいました。

なんで、追加で買ってしまったのか、、、悔しいのでまとめてみました。

今回の決算で株価が急落した原因

今回の決算でまたもや急落してしまった原因は恐らく

Maxwell House等の帳簿価値を約6.7億ドルほど減損処理した事が大きな要因のひとつだと私は思っています。

2018年に皆さんご存知、巨額な減損があったため市場も同社に対しては神経質になっており、巨額減損の余波が終わりそうだと思ったところに、今回の決算発表で追加で他ブランドを減損した事で「もうダメだ。。。ここ」という悲観的なムードになったのではないかと勝手に思ってます。

私も今四半期も減損計上されると思ってなかったため、こちらも私が勝手に想定していたよりもEPSがやたら低かったのでPLを見てみたらそういう事でした。

この減損を除けば私が予想していたEPSと近い数字になったので恐らくはそれが株価急落の原因だと個人的には思っています。
(そう書いている人はいないみたいですけど)

本来であれば配当も引き続き変更なしだったので決算発表で8%も株価を下げるほどの悪材料はないように感じました。
それでも実際は下落してしまったので、市場の想定外だったという事には違いないのでしょう。

それに、某ニュース記事で見かけただけなのですが、3~5月にかけての業績転換計画の発表を遅らせた事も下落要因となっているようです。




決算の結果を簡単に。

決算の内容です。
業績悪いのは承知で投資していましたのでざっくりいきます。

売上高:249億ドル(前年比△4.9%)
営業利益率:12.3%(前年は減損の影響で非参考)
純利益率:7.7%(前年は減損の影響で非参考)
NonGAAP EPS:2.85ドル(前年は3.51ドル)
営業CF:35億ドル(前期は25億ドル)

業績が悪いのはわかっていたので、2019年度通期の業績を上記に簡単に書きました。

株価下落の要因は巨額な減損の影響だけではなく実質的な収益力を図るNonGAAP EPSも前年より18%も下落してしまっている所を見ると減損後の事業も上手くいっているとは決して言えません。

その中でも唯一の希望は営業CFは前年比で10億ドルも伸びた、という点でした。

でも、その営業CFも…


営業CFの増加は喜んでいいのか?

営業キャッシュフロー、ここ数年の中では実はめちゃくちゃ良かったんです。

だけどなぜ営業キャッシュフローだけ改善されたのか?ですよね。

CF計算書の中身を見ると

「Trade receivables」(売上債権)が毎年20数億ドルマイナスになるんですが、今期はここが1.4億ドル程プラスになっているため営業キャッシュフローが大きくなりました。

本来であれば「売掛金等の売上債権が回収できているかどうか」を見る部分にもなるので

しっかり現金を回収できているからOK!

という良い評価だけすればいいのか?

それだけ見るのは私は残念ながらちょっと危険な気がします。

上にも書きましたように過去のキャッシュフロー計算書を見ると同社の場合、売上債権はマイナスになる年がほとんどです。
まだ未回収の売上があるという事なので、それ自体は基本的に悪い事ではありません。

ただ、今期については
営業CFの「売上債権の未回収額」の数字が要因となって営業CFが良く見えている
という所が気になります。
簡単に言えばタイミング的にキャッシュが多い時期だっただけ、という可能性があります。

(しかも売掛金の期首残と期末残の金額も大きく変わりないし、ちょっとなんか違和感を感じます…)

とにかく、売掛金を回収できているかいないかの状況が昨年と大きく異なっておりそれを考慮すると私は
営業CFは特段改善しているわけではない
という風に感じます。

仮に来年この売掛金の未回収額が同じく20数億ドルの増加になれば営業CFも10億ドル台まで落ち込んでしまいますしね。


「売掛金の残がそこまで変わってないから、今期未回収額がそうはならんでしょ!」と思うかもしれませんが、その売掛金残高の違和感があるのでちょっと?です。

というのも「売上債権の増減」と「売掛金残高」の計算が合わなすぎるような気がしますけど、さすがにこんなにわかりやすく粉飾するわけもないので単純に私が理解できてないだけだと思います。

この部分については私は知識がないので継続して見ていくしかありません。
誰か、この辺詳しくわかる人おしえてほしい~。


まとめ

同社の魅力である配当金の源泉となるのは営業キャッシュフロー(FCFも)ですから、キャッシュの動きはしっかり見ておいた方が良いです。

ちなみに今日知ったのですが

ついに先日、格付会社(フィッチ、S&P)は同社の格付けをジャンク級まで引き下げたというニュースもありました。

翌日の株価△3%はこれが原因みたいですね。

クラフト・ハインツ、フィッチがジャンクに格下げ-低調な決算受け

リンク先:Bloomberg

債務を減らすために、それなりの資産売却が必要、との読みもあるようで仮にそうなったら配当金の継続も無理かもしれません。減損と違って直接キャッシュが動くわけですからね。


今回の決算発表前に某個人投資家の方が買い推奨してたんですね。
僕は買いましたが、他の人にクラフトハインツは推奨はできませんねぇ。笑




最新情報をチェックしよう!
スポンサーサイト