Fringe81【6550】2020年度Q3決算を検証

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Fringe81がQ3決算を発表

今日は昨日のアプリックスに引き続き私の日本株の保有株である

Fringe81

の2020.3月期のQ3決算の発表がありました。

昨年の11月下旬には一時期、株価が1,000円を超えるような場面もありましたが、その後は徐々に下げ続け、今現在はついに800円を切るまでになりました。

これで平均線付近まで落ちてきているの今回の決算次第では反発もあるし大きく下げる事になる可能性もあると思っています。

私が保有している理由は今も変わらず

Unipos事業の今後に期待しているから。

のままです。


では見ていきます。

業績について




2020.3月期Q3決算

それではまずは第3四半期決算の累計から。

【2020.Q3累計実績】

売上高:46.2億円(前期:49.7億円)

営業利益:△3.8億円(前期:1.5億円)

純損益:△5.2億円(前期:2.1億円)

となりました。

減収の上、大幅な赤字転落ですけどそれについては承知の上です。
今期はUniposのマーケティング投資を拡大すると最初から公言していたので赤字転落は想定内です。

これまでのUniposへの投資金額は

第1四半期:5,500万円
第2四半期:1億3,000万円
第3四半期:2億4,000万円

となり、9か月の総額でも4億円を超える費用を投じました。

前期までは通期でも6,000万円ほどしか投入していなかったので10倍近い規模で投資額を増やしている現状です。

ちなみに今回発表された決算資料では第3四半期が投資額のピークとなる見込みだと発表したので次四半期以降は1~2億円ぐらいで収まるのかなと思っています。


気になるUnipos事業の進捗

次に私が成長の期待を寄せている「Unipos事業」についての進捗をチェックします。
ここが私は一番大事な部分だと思っています。

【2020.3月期Q2時点】

導入社数:310社(前四半期比+30社)
アカウント数:37,000人(前四半期比+7,000人)
限界利益:7,700万円(前四半期比+1,400万円)
※累計では1.4億円

【2020.3月期Q3時点】
導入社数:340社(前四半期比+30社)
アカウント数:41,000人(前四半期比+4,000人)
限界利益:8,700万円(前四半期比+1,000万円)
※累計では2.3億円

となりました。

これを見てどう感じますか?

私は第2四半期が終わった時にまとめた記事では

・決算説明資料にQ3~4期間は受注を重視と記載

・限界利益9,500万~以上で順調(※私が勝手に出した試算)

・アカウント数:54,000人で順調(※私が勝手に出した試算)


・累計限界利益:3.2億円で順調(※私が勝手に出した試算)

という事を書いていました。

答え合わせをしてみると。。。

決算資料から「Q3~4期間は受注を重視」という文言は消え、私が勝手に予想していた、限界利益とアカウント数はともに下回った。

という結果になりました。

受注アカウントの残もQ2の「5,534人」から「2,790人」に減少しましたしね。

正直に言うと思っていたよりは進捗は良くなかったな、と感じます。

アカウント数の伸びも限界利益の伸びもどちらもQ2四半期よりも鈍化しました。
この施策が始まってまだ1年もたってないのに鈍化したのは残念ですね。


良い所を探すとすると

社員数が1,000人以上の会社での導入が7社増加(※Q2時は2社増加)となっており、この事からも資料に記載がある通り、まずは部署単位での導入が進んだ後、全社展開という良い方のシナリオもなくはない

と前向きに見れば、そう感じます。ポジティブに見るのなら。

それについては、こちらの図を見てもQ3期間は、500人以上の社員がいる企業での導入が多かったのがよくわかります。

引用:Fringe81決算資料より

・社員数1,000人以上 37→44社(+7社) ※前四半期は+2社
・社員数500人以上 20→23社(+3社) ※前四半期は+1社

これが全社導入となった場合は一気にアカウント数が伸びる事になります。どうなるでしょうねぇ。。。

導入社数は前四半期と同じ30社なのに、アカウント数が6割ぐらいだったのはこれが要因です。



まとめ

今回の決算発表の前に「Unipos SDGsプラン」という新プランの提供開始とのリリースがありました。
個人的にはあまりどうでも良いようなプランなので、これは特に業績にどうこうするような内容じゃないと思います。

正直なところ、今回の決算は残念な結果となりました。

ただ、大企業への一部部署導入には成功している様子なので、その後ほかの部門に広げる事ができるのかが次の見どころとなるかと思います。

今回の決算内容で買い増しはしないですが、売るのはQ4の様子を見てからでもいいかな、とも思っています。

アカウント数の伸びが同水準以下になるようだったら、その時は一旦、売却も考えると思います。

ところで、昨日はアプリックスの黒字転換後を想定してみたのですが結局今の株価では、黒字化しても当分は割高という結果になりました。

では、fringe81はその点どうでしょうか。

前期の業績を見てもらったらわかると思うのですが同社は、元々2億円以上の純利益を残せる企業です。今は他事業(Unipos)への投資を強化している事から、あえて赤字に転落しています。


仮の話をします。

今期Q3までの最終損失は5.2億円でUnipos事業に充てたマーケティング費用は4.3億円でした。その差額は約1憶円。

そしてUnipos事業の拡大に先行して人員を強化したので人件費は前期の約30%増加しました。
それによって人件費の純増は約1.5億円ほど増えた事になります。

前期のQ3累計では営業利益が約1.5億円なので、マーケティング費用と事業拡大のために増加した人件費を除くと1億円ほどしか差はありません。

その1億円の内訳も、Unipos1への投資資金の借入による支払い利息と注力事業の変更に伴う売上減少分によるものです。

そこにマーケティング費用を着火剤としてUniposという高収益のSaasビジネスを展開しようとしています。

要は、Unipos事業は「これまでの事業+α」の存在であって、今でもUnipos以外で2億円以上の純利益を残せる力も残っています。

そう考えると仮に前期の純利益2.5億円を現在の株価75億円で割っても38倍程度です。
成熟企業だったら割高ですが、成長企業の場合PER30倍台はザラです。

そこに、例えば
Uniposのアカウント数が2倍になっただけでも限界利益は3.3億(2020.3月期通期の私の予測)から、約6~7億円となりUniposはSaasビジネスのストック型なので収益がそのまま利益になる割合が非常に高いです。

と考えると純利益が全社で5億円に到達する事は、比較的高い割合で今後2~3年もあれば可能だと思っています。

純利益が5億円になればPERは15倍になります。
そうなるとその段階でもまだ恐らく成長段階だと思うので割安だと感じるはずです。

とすると、今の株価で手放すのは将来を考えると惜しい(気がする)

という考えに行き着きます。

もちろん、これはUniposがある程度上手くいった場合の試算ですので未来はどうなるかはわかりません。

でも私は、まだ様子見でもいいかな~という感じがしています。
まぁ月曜日は下がるでしょうね!


※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします


Fringe81の分析記事です。
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