あのVOOを超える!?米国3,600社に投資するETF 【VTI】

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米国高配当ETFを物色し始めました。④

「高配当ETF」というテーマから徐々に遠ざかっておりますが、すみません。

今回も高配当ETFじゃないです。

これまで3種類のETFのまとめまで終わっており、ここにきてS&P500連動型ETFの方へ浮気しているヤントです。

という事で今回は

VTI バンガード トータルストックマーケットETF

について調べてみました。

前回はVOOについて調べたので、『VOO→VTI』この流れが何を意味するのか。。

そう。S&P500に『小型株』というスパイスを追加したら、もっと良くなるのか。それとも悪くなるのか。

一部ではS&P500を超える、とも言われているバンガードNo.1の人気ETFについてまとめてみました。


VTIの特徴

基本情報

経費率利回りトータルリターンリスク株価騰落率構成銘柄回転率
0.03%1.75%67.60%13.00%49.45%36113.40%

※「リターン」「リスク」「株価騰落率」は、2016年1月1日~2019年12月9日
※「リターン」は配当込み。
※2019年12月初め時点の情報です。

基本情報だけでまず最初に目が止まる点はやはり「3,600社を超える構成銘柄数」です。

S&P500に連動するETFは同じく約500社となっていますが、VTIの場合は3,500社を超えてきます。
分散している社数で比較すると約7倍もの差があります。

そして回転率も3%台と低いのは単純に、

「ほとんどの企業はもう既に組み入れてるから入れ替えの必要性がないんだよ~!(^^)」

という事です。納得です。

まずこの時点でわかる事は他のETFと比較して

・米国内での分散効果が非常に高い

・最低水準の回転率と経費率


という事がわかります。

組み入れセクター比率

構成比はVOO等のS&P500連動型ETFと同じような比率になります。

が、ここは少しだけ意外でした。
小型株を組み入れているという事なので「テクノロジー」セクターが多めかな?と思いきや
VOOとあまり変わりません。

また他の多くのETFと同じく

・不動産(REIT)は組み入れられていません。

もう一つ気になった点は「金融」セクターが高めの比率になっている、という事でしょうか。

「金融」セクターの比率が高めという事で考えられる事は

・「リーマンショック」等の金融危機が起きた場合は恐らく『S&P500』の成績に劣る。


実際にリーマンショック前の2007年10月8日~2009年9月3日の間の下落幅は、SPY以上に下落しました。
まぁそれでも5%とかその程度ですが。

ちなみにリーマンショック時の金融セクター単体で見ると市場平均の下落幅を大幅に切り下げて約20%以上も差が出てしまいました。

※水色のグラフが「金融」セクターの動きです。

ただ、そのリーマンショックの反省を生かし(?)、今でも金融株は全体的に敬遠気味で他のセクターと比較しても「割安」な水準にいますので当時とはちょっと状況が異なるように思います。

既に割安なので金融危機が起こった場合でも、前回の金融危機と比べると意外と底は固い?

という仮定も考えられそうです。

という考えもあれば、実は

リーマンショック後のリターンを見るとS&P500を時期によっては大幅に超えていたりする。

ので正直どうなるか読めないです。


ただ、二通りの見方(プラスの見方とマイナスの見方)ができる=当時と変わらない。

という事になると思うので

金融危機が来たら恐らく5~10%程度はS&P500よりも下落するんでしょう!

という事です。


でも、それでもやっぱり最終的にはその後の反発レベルも前回と同じようになるはずなので


『今現在VOO(SPY)を保有している場合は、金融危機が来て、底が見えたらVOOを買い止めて代わりにVTIを買い進める』

なんて戦略はいかがでしょうか。

あくまで「歴史上の動き」に対しての対策なので、その後どうなるかは保障できませんが。。


組み入れ銘柄 上位10位

MSFTAAPLAMZNFBBRK.BJPMGOOGLGOOGLJNJPG
3.63%3.36%2.48%1.53%1.34%1.26%1.24%1.24%1.15%1.03%

組み入れ銘柄のトップ10はこのようになっています。

ここについては、比率は異なりますが実はVOOとほっとんど同じ銘柄が名を連ねます。

それもそうですね。

やはり大型株が上位を独占するのは変わりなく、下位保有の銘柄が著しく異なるのがVTIの特徴です。

何の商売や資本(カネ)の世界ももそうですが、

上位数十パーセントが全体の8~9割を占める、というのが世の常です。


という事で上位10社が占める構成比は約18%。(VOOは22%)


※均等投資を重要視するのであれば「SPYD」がおすすめですね。
(上位銘柄の構成比でも1銘柄1.4~1.6%台なので)


結局VTIの魅力って?

それはもう、アメリカという国そのものに投資できる! というようなイメージが一番しっくりくるかと。

S&P500には有名な企業は含まれていますが、もしかしたら10年後20年後のGAFAのような企業は含まれてないかもしれません。
(※S&P500の入れ替えでそのうち加わるとは思いますが)

そんな企業にも、まだまだ小さい規模の時から投資できるというのがVTIの魅力です。

まだ見ぬ優良企業(になる可能性のある企業)へ幅広く投資できるという事です。

(※逆を返せば「なんでこんな会社に。。」という企業にも投資してしまっている可能性もあるという事ですが。)


で、結局それで成績はどうなるの?という点については

●VTI設定当初から始めている人はVTIの方が優勢。(図1)
●過去10年で見るとS&P500とほぼ変わらないリターンを達成(図2)


という結果を叩きだしているみたいです、すごいですね。

直近(10年以内)の成績では値上がり率はSPYを引き離しますが、最終的に配当金を合わせたトータルリターンではどっこいどっこい、という事になりました。

【図①】 (配当込み) SPYを30%以上アウトパフォームするほどの実力
【図②】 (配当込み) ほぼ同じトータルリターンを達成
値上がり率も実はSPYより優勢

まとめ

今回はVTIについて調べてみました。

結果としては

VOOやSPYをはじめとするS&P500連動型ETFのリターンと基本的には大差ない。
ただ、長期で見るとVTIの方が優秀な結果を残すかも?!

VOOやSPYと同じく、王道ETFと同じほど高いレベルのリターンが期待できると思います。

過去の結果から見てわかるように設定当初からのリターンはSPYを越えます。

その要因については、まだ調べ切れていないのでなんとも言えませんがSPY(VOO)をアウトパフォームできる可能性のあるETFは恐らくVTIが最有力なのでは?
と感じます。

アメリカという国そのものに投資したいと考えている方はVOOよりもVTIの方がおすすめできるのではないでしょうか。



それを踏まえてここまでの私のメインになりえるETFランキングとしては

1位 VTI
2位 VOO
3位 VIG
4位 SPYD

となってます。(今のところ)

(…高配当ETFを買い始める前に調べてよかったかも…)


という事でここまでの途中経過はVOOの記事の最後の方で書いていますが私の場合は

VTI + 個別高配当株

これが今のところ、最有力ですね。


※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。

ここまでに調べてETFはこちらです。

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