うちの従業員が「日経225ノーロードオープン」で資産運用を始めた話

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投資信託について調べてみた

こんにちは。ヤントです。

今回のタイトルはズバリ!

うちの従業員が「日経225ノーロードオープン」で資産運用を始めた話

という事で、最近あった出来事について書いてみます。

個人投資家の皆様であればタイトルだけで、

あいや~…、もったいな~。。。

という声が上がりそうですが、いかんせん私も

「個別株ばっか見てたから投資信託についてはあんま詳しくわからん…」

という状態だったのでこの機会に投資信託についても調べてみました。

と言っても、投資信託にも色々あるので簡単に理解しやすい「インデックス運用」についてまとめてみました。

ある日、銀行さんが投信を勧めてきた。

先日、私の会社がお世話になっている銀行さんが訪ねてきて、うちの従業員に投信の話を持ち掛けた事から話が始まります。

ちなみに私は個別株を、ヤイノヤイノしているという事を前に話した事があるので私には一切勧めてきません。(個人投資家あるあるだと思います。)

一応、社会的にはお金のプロと見られている銀行さんでも証券関係になると、まったく知識がない人も多いので、こんな感じで入ってきます。

(以下、想像)

銀行員)「あ、そういえば資産運用とか興味あります?」

従業員)「いや~、あんまり…」

銀行員)「(しめた!僕もよくわからんけど…)投資信託といって将来のために資産運用ができるのがあるんですけど、紹介させてもらっていいっすか~?」

従業員)「あ、はい…。まぁ…いいですよ、お願いします。」

銀行員)「じゃ、今度詳しい人つれてくるのでまた連絡しますね~♪」

みたいな感じで、
後日、ちょっと詳しい人が来てゴニョゴニョッと説明して、書類書いて、

従業員)「はい、よろしくお願いしますー。」

という事で、うちの従業員も資産運用を始めたという事でした。

それで、どんな投信に入ったの?と聞いてみた所、

「え~っと、なんかこんなの!」と、パンフを出してきました。

そこに書かれていたのが今回のタイトルでもある、

「日経225ノーロードオープン」(ドンッ)

という事でございます。

まぁ、銀行が勧める投信なんてロクなもんじゃない、という事だけはわかっていたので、どれだけロクなもんじゃないのか、を比較してみました。


投資信託について

「インデックス投信」と「アクティブ投信」

まず投資信託には、おおまかに分けて「インデックス運用」と「アクティブ運用」に分かれますね。

インデックス運用(別名、パッシブ)

日経225やTOPIX、S&P500等の指標をベンチマークとして定めて、それの動きに沿うように組入銘柄を構成する。
アクティブ運用

こちらは、ベンチマークの成績を上回るように、選定銘柄を組み入れたり入れ替えたりしながら市場平均以上の運用成績を目指す。

の2種類があり、「日経225ノーロードオープン」は、名前にもある通り日経225をベンチマークとしているので、がっつり「インデックス運用」という事になります。

ちなみに私が以前わからずにやっていた投信である「ひふみ投信」はアクティブファンドのひとつです。
小型株を多く組み入れていた投信だったので、マザーズが日経平均以上に下がっていた時期はこれでもか!というほど基準価額が下がりましたね。

その点からも、アクティブ運用をしている投信は、インデックス投信と比べると「ハイリスクハイリターン」という風に見ておいた方が良いと思います。


今回は、従業員が始めた投信は「インデックス投信」なので、そっちの話をしていきたいと思ってます。


インデックス投信で1番重要なのはコスト

そして投資信託を購入するには手数料がかかります。
大体、下記の3つが主にかかってくるコストです。

【販売手数料】

販売会社に支払う購入手数料です。※ノーロードと書かれているものは販売手数料無料の投信です。
【信託財産留保額】 ※こちらも無料の投信も多くあります。

換金時に支払う費用です。
(知りませんでしたが、こちらは販売会社・運用会社に入るものではなく、ファンドの資産に組み入れられる費用のようです。)
ま、手数料としてかかる費用なだけで投資する側の人にはどっちでも関係ないですね。笑
【信託報酬】

ここが一番重要です。投資信託の運用にかかる費用で、運用にかかるわけなのでここは基本的には必ずかかります。
ただし、米国では信託報酬ゼロとかいう投信が現れたようで、運用会社も大変なんですね…。
「ゼロコスト投信」なんて、微妙に騒がれているみたいですが日本には多分まだないみたいです。

ちなみにここの信託報酬の支払いについては無意識の内に行われています。

というのも、実は「毎日」支払っているのですが、それに気づかない。

なぜなら、既に信託報酬を差し引かれた状態で「基準価額」が算出されるのです。
だから、手数料という観点では一度始めると、その影響に気づきにくいという事になります。
細かく見るともう少しあるみたいですが、基本的にはだいたいこの3点を抑えておけば良いです。

実際、日経225をベンチマークとした投信はどれほどあるのか。
楽天証券でスクリーニングしただけでも数十種類あるのでとりあえず買付順位上位6種類をピックアップしてみました。

【注意点】
今回はあくまで比較の仕方なのでコストの数値は楽天証券の「ファンドの管理費用」(12/4時点)を参照しています。

実際のコストは直近で変更されていたり、別途コストが入っている場合があるので実際に検討する時は「運用報告書」で詳細や変更点を確認してくださいね。



というわけで、楽天証券のスクリーニングで出てくるベンチマークを日経225に設定した
投信の買付ランキング上位6種類を参考に出してみました。

で今回銀行さんに勧められた投信の場合、

コストは0.88%となり他の投信よりも数倍高くなります。

そして、もうひとつ気になるのが年間リターンの低さ。


同じ日経225をベンチマークに設定しているのにこんなに差が出てしまうのか、

それは上記でも書きましたが

①「基準価額」が信託報酬(コスト)分を差し引いて運用されているから

②組み入れ銘柄の微妙な違いによる運用成績への影響


の2点がありますが上記の運用成績から見て、
「日経225ノーロードオープン」以外は9.65%~9.78%の間で運用されている所を見ると、やはり信託報酬の影響が大きいと言えそうです。

長期投資の場合、0.1%~のコスト差でも大きく影響する。


このように比較してわかる事は
「インデックス運用の場合、コストがものを言う!」
これに限ると思います。


ほとんど同じ商品が横一列に並んでいる場合、どの商品を買いますか?

当たり前ですが、一番安い商品を買いますよね。

そういう事ですね、はい。


「純資産総額」と「基準価額」

次に
インデックスファンドにおける「純資産総額」や「基準価額」の大小はどのような影響があるのでしょうか。

株の世界であてはめようとすると、いわゆる総資産総額=時価総額であり、基準価額=株価ですが
投信の場合どちらかというと総資産総額を見た方が良いです。

というのも個人投資家がそのファンドを売却した場合、基準価額は下がりませんが、実際には売却によって口数が減るので「純資産総額」の方は下がります。

「ファンドの運用成績の結果」と「口数の増減」が純資産総額となります。
そして一般的には運用成績が悪いと売却によって口数が減ってしまいますので、いわゆる「人気度」がわかります。

特にインデックスファンドの場合、ベンチマークが決まっているのであからさまにわかります。

という感じで純資産総額は変動していきました。

運用成績はどの投信も一応+9%台でしたね。その中で純資産総額の増減にこれだけに差ができました。

これが意味する事は

日経225ノーロードオープンは圧倒的に人気ないし、運用成績も(比較すると)悪い!

という事になります。


あまりに規模が小さくなるとファンドの運用にも悪影響が出ると言われていますがそれでも1,500億円もあるのでよほどの事がない限り繰上償還となる事はないです。

【繰上償還】とは

「運用資金少なくなってもう効率的な運営できなくなったのでお金戻します…」という事です。


ちなみに日経225ノーロードオーブンの場合、口数が10億口を下回る事になった場合、目論見書に書いてあります。
さすがに10億口を下回る事は考えられませんので、純資産総額の減少で繰上償還される事はほぼ100%ないです。


【まとめ】結局「日経ノーロードオープン」はどうなの?

「日経225ノーロードオープン」

結構有名な投資信託の中のひとつではないでしょうか。

しかし、今回調べてみてわかった事はこういう事でした。

近年のコスト競争に(構造上)全く太刀打ちできなくなった時代遅れの老舗投信


ちょっと悪い言い方かもしれませんが、他の投信と比較しても申し訳ないのですが
「メリットが何一つ思い浮かばん!」

。。。そして銀行さん、すみません。
従業員には私がもっと効率的な資産運用を代行してくれる投信を勧めようと思います。

ただ、ひとつ補足ですが株も投信も今までが良かったからこれからも良いというのは当てはまらないので、一概に100%ダメとは言えませんが、これまでの流れと運用成績、コストの点においてはおすすめできない、という考えですのでご了承を!

ちなみにパパっと総合的にランキングしてみると、

eMAXIS Slim国内株式(日経平均)
iFree日経225
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均
たわらノーロード日経225
ニッセイ日経225
日経225ノーロードオープン


てな感じになると思います。
日経225をベンチマークに資産運用を考えている方は参考になればと思います。

※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。

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