ストーン【STNE】の2019.3Q決算まとめ

スポンサーサイト

STONE【STNE】が2019.Q3決算を発表

先週末に発表された私の保有株でもある

STONE【STNE】

の決算についてまとめてみました。

今年の9月頃から保有し始めて現在の含み益は約10%程度ほどです。

(※決算発表後のまだ米国株式市場が始まってない時点です。)


グロース株枠として保有していますので、以前は「ドキュサイン」がいたポジションですね。
ドキュサインは前回の決算後に株価が跳ね上がったため一旦利確してこちらに乗り換えました。

その時にも記事を書いているので
同社がどのような事業を行っているかは過去記事でまとめてあるので興味のある方は是非。

こちらは保有したタイミングで書いた記事です。
そして、こっちはストーンの行っている事業紹介の記事です。

朝起きたら跳ね上がっていた株価


と、日本時間22日の夜にこの決算まとめ記事を書き始めましたが実は急用ができたため、今日に記事作成を持ち越しました。

ちなみにこの決算発表後、時間外取引ではそこまで上がってなかったので「ラッキー!」と思い、今夜はストーンに追加投資、と考えていた所、

実際は大幅高の状態で取引が開始されました。

「え~…」
と思いながら買いのタイミングを伺っていたのですがこれは下がらんな、ということで37.99ドルで約定。
朝にはもしかしたら、結局一瞬火を噴いただけで下がるかもという思いを持ちながら眠りにつきました。

朝起きて確認すると
最終的に前日比+20%
と、あの後さらにもうひと伸び、ふた伸びしたようです。

ありがとう、ストーン。


という事で、市場が高く評価した決算内容をチェックしていきます!

 

業績について

それでは業績について確認してみます。

まずはQ3時点までの累計の数字で確認します。

2019年度Q3決算【累計】

2019年度Q3決算【累計】

売上高:R$17億9,300万(+約71%)
営業利益:R$7億2,800万(+約276%)
営業利益率:40.6%(前年同期:25.0%)
純利益:R$5億4,000万(+約303%)
純利益率:30.1%(前年同期:17.0%)
調整後純利益:R$5億8,200万(+約311%)
調整後純利益率:32.5%(前年同期:17.8%)

上記のような、素晴らしい業績でQ3決算を迎えました。

今期累計の数字だけ見ても
売上も倍近い勢いで伸びてきており、利益の伸びについては売上の伸びをはるかに凌駕する勢いで伸び続けているのがわかります。


しかし、累計の数字だけではわかりかねるので四半期単体での業績もチェックします。
(※前半がめちゃくちゃ良かっただけ、という可能性もありますしね!)


2019年度Q3決算【単体】

2019年度Q3決算【単体】

売上高:R$6億7,100万(+約62%)
営業利益:R$2億7,400万(+約209%)
営業利益率:40.8%(前年同期:31.6%)
純利益:R$1億9,500万(+約209%)
純利益率:29.1%(前年同期:22.6%)
調整後純利益:R$2億200万(+約226%)
調整後純利益率:30.1%(前年同期:21.6%)

Q3期間中、単体で見ても上記のような数字になりますので
累計と比較すると多少劣りますが同じぐらい高いレベルで進捗していっている
と、見てもいいのではないでしょうか。

 

前四半期に引き続き、売上・利益ともに右肩上がりの業績となりました。
純利益率についても上昇しましたが、調整後の利益率は約3ポイントほど低下しました。

その要因としては「税効果の関係」と「金融費用面で第三者資本の割合が増加したため」と説明がありました。
ただ、それも前年同期比と比較したら割合はしっかり低く抑えられているためそこまで気にしなくていいと思っています。

引き続き下がり続けるようであれば細かく見ないといけないかもですが、税などの時期的な要因もあるようなので個人的には今のところ問題なし、と見ています。


前四半期比の売上の成長率についてはこのようになりました。(※下のグラフ)
同社の場合、前年同期比では当たり前に増加するので四半期単位での比較も大切に思います。
前四半期では売上の成長率が低調でしたが今四半期では盛り返しました。

規模的にも大きくなってきたので今後は前みたいに常に20%近い成長を、というわけにはいかないでしょうが、まだまだ頭打ちにはならないようなので、ここからは約10%前後の成長率を示せれば十分、というか上出来と見ていいはずです。



各利益率を見てみても
「営業利益」「純利益」「調整後利益」についても上記で説明したような前四半期比では下押し要因も存在しますが、金額ベースではしっかり上回って推移しています。

昨年からの推移を見ると、ここ直近で利益率が安定し始めているようで純利益30%付近で推移しています。

あの「VISA」や「Master」に匹敵するほどの高収益体制です。

このあたりで利益率が安定して、売上は前年比40%前後で伸びていくのが理想的ですね。


と、ここで同社の部門ごとの売上を確認します。(今四半期Q3までのの累計)

●取引活動&その他サービス:R$5億3,900万(+約58%)

●サブスク&機器レンタル:R$2億4,000万(+約66%)

●金融:R$8億8,300万(+約62%)

●その他金融:R$1億2,900万(+約5倍)
となっており、前年に対してどの部門も平均的に高い水準で増加しています。

構成比で表すと今現在でこんな感じです。

売上の半数を「金融収入」が占めており、次に「取引活動&サービス」と続いています。

また「その他金融」で約5倍もの増加となった要因は「主にIPO関連からの受取利息によるもの」との記載がありますので本業としての収益というわけではないようです。

それでも分母の高い他3部門が順調に伸びてきているので全然問題ないと思っています。

そしてその順調に伸びている業績を裏付ける要因が

●「TPVの増加」前年同期比:+83%の伸び率

●「テイクレートの持ち直し」:前年同期比:0.04ppの伸び

●「SMBアクティブクライアント数の増加」:前年同期比:50%の伸び率

ですね。
TPV、いわゆる総支払額とアクティブクライアント数は今四半期も大幅に伸びました。

TPVはここまでの累計の伸び率の平均より多少下回るがそれでも高水準。

アクティブクライアント数の増加は過去最高の68,700の純増。(主にSMBが引っ張った)

特にテイクレートについては前年同期比では0.04ppの伸びであり、1.91%とこちらも過去最高を記録。(グラフにはありませんが…)
Q1とQ2ではともに1.86%、1.85%と若干の落ち込み傾向であったため今回の
Q3四半期のテイクレート値の持ち直しが業績のさらなるエンジン加速の要因
となったという見方になると思います。

さらに
営業費用の割合(売上額対比)を見ても、
2018年度Q3:68%
2019年度Q3:59%
と、まだ投資段階にありながらも収益率のさらなる向上に向けても順調に推移しました。
その結果、今四半期も営業利益率40%という驚異的な数字を叩き出す結果となりました。


まとめ

市場の反応を見てもわかるように今回の決算の結果は

心配されていた業績の鈍化を払拭し、利益を犠牲にする事なく再加速を見せた。

という感じで私個人的には見ています。

同社の今、そして今後の一番のリスクは恐らく
ブラジルの国内情勢の状態による影響が一番大きいように思います。
大統領選挙が終えたため政治的な不透明感は後退したとはいえど、まだ安心はできない状況は色々な要因によって継続しています。
為替についてもまだ安定したとは言い難く、厳しい見方もあります。

人口:約2億人。

GDP:約1.9兆米ドル(※日本は約4.8兆米ドル)

失業率:約11~12%

ブラジルは経済規模では世界第9位と南米最大の規模を誇りますが、経済成長率は(2019年の予想では)+約2.2%と前年の+約1%前後と比較したら持ち直したものの、それでも低調なレベル内での推移となっています。
2~3年前まで続いた不況からなかなか思うように回復が進んでいないという厳しい状況にも置かれています。


ただし、今現在の為替もこれまでの流れから見ても今が底になりそうにも見えますし今後の上昇も期待できます。
しかしブラジルの消費者物価指数は低水準のままで回復の兆しが見えない事は反対にもっと下がる可能性も否めないようにも思います。

同社の業績はブラジル国内消費者心理とも強い関連があるので今後はここの指数もチェック必要かと思っています。


それにしても、ここまで力強く業績を伸ばしている企業もなかなか無く、今後の長期的な成長という面で見ると今のうちに投資しておいた方が、しっかり恩返ししてくれるのではないかという気持ちの方が圧倒的に強いです。

ただ、今回の決算を受けて株価は一時的に過熱感があるので追加投資のタイミングは難しい所ですが今後も引き続き保有、決算チェックを続けていく予定です。

※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。

最新情報をチェックしよう!
スポンサーサイト