
Fringe81がQ1決算を発表
今日は私の保有株の
Fringe81
の第2四半期の決算発表がありました。
今週初めに年初来高値を記録しましたが決算前の利益確定により
短期トレード組が抜けたので直近高値から3日で約10%も株価を下げました。
まったく売る気はないのですがこんなに下げてしまう(含み益飛ぶ)のも惜しいなぁという気持ちで迎えた今回の決算。
同社については毎四半期ごとに備忘録がてら記事を書いているので今回も前回の決算時と比較しつつ気になる部分の進捗をみてみようと思います。
なぜ米国株メインの私がこの企業へ投資しているのかについてはこちらの記事をご覧ください。
前回の決算のまとめ記事はこちらから↓
簡単に言いますと、
Unipos事業の今後に期待しているから!
です。
それでは早速見ていきましょう。
業績について
2020.3月期Q2決算
まずは最初に全体の業績を見てみる事にしましょう。
ここはそんなに重要じゃないのでザックリ行きましょう!
【2020.Q2 累計実績】
売上高:28.4億円(前期:30億円)
営業利益:△2.1億円(前期:1億円)
純利益:△2.7億円(前期:1.9億円)
全体の業績を見ると第1四半期と変わらず赤字転落となってます。
前回も言いましたが、はじめからわかっていた事なので無問題です。
当初の予定であれば、もっと赤字が拡大する見込みでしたが
Unipos事業とは別に広告事業が想定以上に売上を伸ばしたため(※MangaAdPlatform)、思いのほか売上・利益ともに良かった方だと感じています。
気になるUnipos事業の進捗
では本題のUnipos事業についてです。
まずは前四半期時点での規模は下記の数字でした。
【2020.3月期Q1時点】
導入社数:280社
アカウント数:30,000人
限界利益:6,300万円
↓
【2020.3月期Q2時点】
導入社数:310社(+30社)
アカウント数:37,000人(+7,000人)
限界利益:7,700万円(+1,400万円)
※累計では1.4億円
で着地しました。

前回の記事で私は、
第2四半期決算でUnipos事業単体での限界利益を7,500万円いけば問題なし
と予想しており今回は無事通過しました。
(※Q2時点ではまだ事業投資の効果が出ていないのでこんなもんです。)
そしてアカウント数の7,000人の純増については過去最大の伸びとなっており
仕込み期間中であろうと獲得スピードは衰えていないというのはやはり需要があるという見方ができそうです。
決算説明資料にもQ3~Q4期間は受注を重視と記載もあるので、
次の四半期決算ではとりあえず一発目の勝負の時ですね。
だいたいの目安ですが(※私の勝手な予測)
次回の四半期決算で
【限界利益が9,500万~1億円を突破すれば順調】
と見れるのではないでしょうか。(前回の予想を据え置きです。)
私個人が勝手に定めた目安としては今期終了時点で
累計限界利益:3.2億円
としていますので、今のペースで次回四半期決算以降に
業績がさらに加速すると見ているので今のところ余裕そうですね。
この時点だけで、
今回の決算は成功
と言っても良いぐらいですね。
ちなみにUnipos事業へのマーケティング費用として同社は今期5~7億円を想定していると発表していたため
Q2期間のマーケティング費用は2~2.5億円と私は想定していました。
しかし実際は1.3億円程度の投資額となったようです。
「投資額は想定以下、進捗は想定通り(よりちょっと上)」
となればやっぱり好調に推移していると思っていいと思います。
しかもQ3期間はさらなる投資費用の増額を予定しているようなので四半期ごと加速度的にアカウント数も増加していくのではないでしょうか。
同社は投資費用として各銀行から28億円の借入を設定済みです。
これを当面(数年間)の必要投資にあてていく方針としています。
まとめ
今回は私の保有株であり四半期決算ごとに内容をまとめているFringe81についての記事でした。
ここまでの説明である程度わかるとは思いますが
今回の決算は大成功(今のところ)
と私は判断しています。
自身の保有株だからという買い煽りでもなんでもなく純粋にいいなと感じました。
これで来週下げるようであれば、もちろん追加投資するだけの価値はまだまだあります。
(私はこれ以上、追加投資するとバランスが悪くなるのでよほどの事がない限りは追加投資の予定はないですが…)
このUnipos事業はサブスクリプションサービスなので成功すれば将来的にはキャッシュが積み上がる仕組みになるはずです。
そうなれば次の事業展開も広がるでしょうし、または大きく成長するようであれば将来的には株主還元に力を入れていく道もあると思います。
どちらにしても私は一応の利益確定ラインをあらかじめ決めているので、その時が来たら事業の成長を見ながら判断していく、というようなスタンスで保有しています。
早くも次回の決算が楽しみになるような順調な進捗具合となりました。
また、広告事業もなかなか面白い事をやっているので引き続き楽しみな企業です。
本当の勝負は【2020年第3四半期決算の結果】からなのでもう少しの辛抱です。
※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします