アイロボット【IRBT】2019年度Q3決算を検証

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アイロボット】 2019.Q2決算発表

私の主力でもある保有株の
iRobot【IRBT】
今朝の米国株式市場終了後に2019.Q3決算を発表しましたので内容を確認してみます。

と、決算発表後の時間外取引ではここ最近iRobot決算恒例となってしまった大暴落。再び訪れました。

今の所 マイナス19%…。

半年前は一時130ドルの株価をつけていたのに気づいたら43ドル。最高値の時と比べると現在60%を超える絶賛大暴落中です。

同社株単体では私の評価損は時間外の株価で計算すると約40%の評価損になる予定です。

先日58ドル付近で追加購入したので結局トホホ…な結果になってしまいました。


期待して買い始めた同社がなぜこんな事になっているのか
今回の決算の何がダメだったのか、確認していこうと思います。

2019年度Q3決算の結果

初めにざっくりと四半期の業績を確認しておきましょう。

Q3単体での業績

【2019.Q3業績】
売上:$2億8,900万(+9%)
営業利益:$4,250万(+14%)営業利益率14.7%
純利益:$3,550万(+11%)純利益率12.3%
EPS:$1.24(+0.12)

で着地しました。

「あれ、悪くないじゃん!ていうか四半期ベースで見ると最高益確保してる!」

と思うのではないでしょうか。

売上も去年ほどは勢いはないけど、それでもしっかり成長しているし利益率だって前年と同じ程度の水準をキープしているし…。

私もそう思いました、はじめは。 ではなぜこんな急落しているのか。

その原因をこれから書いていきます。


通期会社予想レンジを下限付近で絞込み

今回の決算での気になった点をポイントごとに見ていこうと思います。
まずは通期の業績予想を下限付近の数字で絞り込んだ事により市場は弱気と評価しました。

元々は

売上:$12億~12.5億
営業利益:$7,500万~1億
EPS:$2.4~3.15

でしたが今回の決算発表で絞り込まれました。

上限側のレンジ方向で絞り込まればよかったのですが、そうはいかず弱気な会社予想となりました。

売上:$12億~12.1億
営業利益:$7,500万~8,000万
EPS:$2.6~2.8

に絞り込まれました。

EPSが今期Q3累計で2.27ドル。
前期は2.19ドルとQ3までは、ほぼ前年比トントンな状況でした。

今回の会社ガイダンスが通期で2.6~2.8ドルと公表されましたが前期のEPSは3.07ドルでしたので通期で見ると減益になるという見通しを市場は嫌気したようです。

それはそうですよね。

前期はQ4単体でもEPS:0.88ドルだったものが
今期のQ4単体ではEPS:0.33~0.55ドルしかいかないと言ってしまったようなものです。

Q4の売上を前倒ししたのに二桁成長に及ばない

そしてそれに関連もするのですが

売上高は前年同期比で+9%となりました。
単純に見れば良くはないけども悪くはない、という判断ができると思います。

ただ、実はこれ決算報告書によると

本来はQ4に計上されるはずの売上が前倒しで今四半期の業績に入ってきただけ。

本来どの程度の規模の売上なのか不明ではありますが
これまで二桁成長を続けていた同社にとって成長力の鈍化があからさまに見え始めたのが悪材料視されたようです。

それによって毎年計上されていたQ4の売上・利益が純粋に減る事になり結果、Q4は大幅な減益となる恐れがあると見れます。


最後に四半期ごとの業績グラフを更新したのでサラっと見てもらえればと思います。

これだけ見ると良いんだけどなぁ…
売上もQ3中で最高だし、四半期ベースの利益も過去最高だし…とても残念です。


まとめ

どうでしたでしょうか?
一部だけ見れば良い結果。詳細まで見ると悪い結果。
これがあるから個別株はある意味、面白いですよね。


さて、iRobotについては
米国株式市場が今夜オープンしても時間外取引の価格43ドル程度で始まったとしたら
一時的にPERは15~17倍程度となります。

さらに、なかなかに悪い結果となってしまった今回の決算を受けて逆にQ4のハードルは下がったと思っています。
そろそろ底が見えてきてもいいのにな~、という株価に近づいてもきました。

追加購入しようか迷う所ですが、
これで次の決算時に来期のガイダンスを発表した際に
さらなる減益決算を発表しようものならばどこまで下がるかわかりません…。


ただ、あえてひいき目で見ると
一般的には適正PER値に近づいていると思われますが、今後増えてくるであろう「ロボット」需要を考えるとここまで下げてくると成長株として見たらそこまで割高ではないように思えます。

決して買いあおりというわけでもなく「ロボット」業界は今後も成長を続けると思っているのでその恩恵を「家庭用ロボ」として同社も恩恵を受ける企業になるのではと思って私は投資をしています。

ここまで悪い事ばっかり書いたので最後に少し…。

・ヨーロッパ、中東アフリカあたりでの売り上げが順調に伸びているのは今のところ唯一の光ですね。

・また新商品発売の影響なのか、平均販売価格も300ドルを越えているのも悪くない傾向です。


まぁ…今のところ良い所はこのぐらいでしょうか。
今回の決算を受けて保有株を売却する気は一切ありませんが、
iRobotについては私の中ではキャピタルゲイン狙いなので、程よく下げたらまた上げてほしいですね(希望)

いわゆるガチホが、最終的にどっちに転ぶかわかりませんが気長に待とうと思います。
いらっしゃい、塩漬け株枠へ。

※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。


iRobotについての過去の記事はこちらから↓

↑2019年Q2の決算を受けての記事です。
↑iRobotに投資を始めたきっかけをまとめています。
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