Fringe81【6550】2020年度Q1決算を検証

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Fringe81がQ1決算を発表

明日からお盆休暇が迫っている中、私の保有株である銘柄のひとつ

Fringe81

の決算発表がありました。

今では私が保有している数少ない日本企業です。

同社については以前に検証記事を書いているのでよかったら是非。

私が同社に注目しているのは
Unipos事業
で行っているストック型ビジネスです。
(※どんなサービスかは上記の記事を読んでくださいね)

現時点での同社の売上の柱である広告事業については私にとっての重要度としては2~3割程度なので、この記事ではUnipos事業の進捗を見てみようと思います。

業績について

2020.3月期Q1決算

まず、今回の決算は当たり前に赤字転落となりました。
(もしこれでショックを受けた方がいたとしたら短期トレードの方でしょう)

売上が下がっていた点は主に広告事業の影響のためです。

下がったのは若干意外でしたが先日のIRにもあったように
小学館、集英社と共同での「MangaAdPlatform」を8月から開始
するとの事なので、その分の効果が出始めるのは次回以降の決算になりそうですね。
どの程度の貢献があるかはまだ未知数ですが。

はい、広告事業についてはここまでです。

これからはUnipos事業のみについて見ていきます。

まず、今期(2020年)のUnipos事業に対するマーケティング費用として同社は、5億円~7億円を想定しています。
今回Q1決算で使用したのは、そのうちの8%という事で約5,500万円を販促費として投入しました。決算資料によると今期の場合はQ2~Q3の間に投資のピークをもってくるみたいです。

という事は、

【Unipos事業への販促費】

Q1:0.5億円(※確定)
Q2:2~2.5億円
Q3:2~2.5億円
Q4:1~1.5億円

のようなペースで投資していく予定でしょうか。

次回の四半期では、Q1期間の約4~5倍の投資額を投入するという事になると効果はどの程度になるのか、ちょっと想像がつかないので、ここでは余計な事は言いません。

同社いわく「仕込み期間」にあたるQ1~Q2期間では見込み客数・商談数を重視しているため実際の売上にはまだそこまで大きく影響を与えていません。

その「仕込み」の実績はこのような結果となりました。

見込み客数:約5倍(前年同期比)

商談数:約4倍(前年同期比)

Uniposサイトの閲覧数:約4倍(今年5月比較)

前年同期比で4~5倍の「仕込み」が行われているようです。

気になるのは4倍といってもUnipos事業はここ最近急激に伸びてきたサービスなので
前年同期が既に「急激に伸びてきた時期」の前なのか、後なのか、というのが重要な点になると思います。

↓目安となるのは前期のこの時期との比較になると思います。(※だいたいです)



前期4~6月に商談開始した案件が2~3か月後の9月以降に契約が成立したとすると
2019.3月期の3Q期間中に増加した契約純増数に対して4~5倍の伸びが期待できる、という事になります。(あくまで単純に計算しているだけですが)

広告によって持ち掛けられた案件なので商談の成約率は今までよりは下がってくると思いますがそれでも3倍程度の伸びは期待できそうです。

Unipos事業の限界利益を見るとだいたい前期の同時期では限界利益ベースで約1,000万の純増となっています。
これに3~4倍が上乗せされる形となると約3,000~4,000万の限界利益が純増している計算になります。

それを踏まえると現在のUniposの限界利益は6,300万となってますので、
●Q2で7,500万円
●Q3で1億円
となれば順調と言えるのではないでしょうか。

そしてそれもまだ広告費が0.5億円程度の投資額を投入しただけ、という点も考慮しておいてください。まだ同事業への本格的な投資は行われてないといっても良いレベルです。

広告費が次の四半期では4~5倍に跳ね上がる事を同社が示唆している事を考えると、どこまで増えるのか非常に楽しみに思えます。

2021年度には今以上に急激に増加していく顧客数・限界利益が見れるかもしれないですね。

【補足】
同社は投資費用として各銀行から28億円の借入を設定済みです。
これを当面(数年間)の必要投資にあてていく方針としています。
 


業績の進捗を予測してみました

現時点でのUnipos事業はこのような感じになっています。

【2020.3月期Q1現在】
導入社数:280社(前四半期240社)
アカウント数:30,000人(前四半期26,000人)
限界利益:6,300万円(5,600万円)

ちなみにざっくりとした私の予測はこんな感じとしています。

【2020.3月期】

導入社数:600社
アカウント数:54,000人
限界利益:3.2億円(年間)

【2021.3月期】

導入社数:1,200社
アカウント数:108,000人
限界利益:6.4億円(年間)

【2022.3月期】

導入社数:2,000社
アカウント数:180,000人
限界利益:10.5億円(年間)

を予想しています。
もちろん競合が現れた場合は大きく影響を受ける事になると思いますがストックビジネス型サービスである点や、原則として一番最初に参入した企業が有利なのは変わりません。

短期のトレードを行っている方にとっては魅力は少ないと思いますが
数年保有しておくだけで株価が数倍になっている可能性が非常に高い企業のひとつ
だと考えています。

まとめ

今回は私の保有している日本株Fringe81のUnipos事業の進捗状況について記事にしてみました。

私は現在、日本企業への投資を先行きの不安から制限をしています。その中で同社の成長については実現性が高い、株価への好影響が期待できる、と判断をしているため投資をしています。

成長株であるのに割安な点が非常に気になりました。

本来であれば将来的にこれだけの業績が期待できるのであれば最近の投資環境からするとPER50倍程度は既にあっても良いと思っています。

しかし同社は前期の当期純利益が約2.6憶円だった時点でPERは25~35倍の間にいました。
(一時期はひふみ投信の影響もあり割高だった時期もありましたが現在は落ち着きました。)

借入金の返済は今後のしかかってくる課題ではありますが、Uniposは一時的な収入ではなくストックビジネス型サービスです。

3年後に限界利益10億円を稼げていれば、返済もそこまで難しくないはずです。
それにあくまで「28億円の投資資金の準備がある」というだけなので全部使わなくていいし必要な時だけ借り入れる事ができるので、思っていた以上に費用対効果が高いと判断されれば費用も大幅に抑えられる可能性も高いと思います。

それにさすがに投資額20億も越えないのでは?、という感覚もあります。

ちなみに私は同社に「惚れ込んではいません」

純粋に現時点での同社のサービスを決算資料の文言から推測して予測しているだけですので、思っていた進捗と明らかに差異が出た場合はすぐに撤退する心構えもあります。

というのも「今までになかったサービス」や「高度な技術力のある会社」に投資する時は惚れ込みがちになってました。

おかげでまだ短い投資期間の間で3~5回も心当たりがあります…。
その度に後悔してきたので「投資は冷酷に」というのを今では思うようになりました。

投資界隈でもよく言われる「銘柄に惚れ込みすぎるのは危険」という言葉もあるように今後の進捗に気をつけながらも、

Unipos事業にはとても期待しているので同社への投資を続けていく予定です。(現時点では)

※投資は自己責任です。あくまで参考程度にお願いします。

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