【番外編】年金2,000万円足りない問題、本当か確かめてみた。

今回はちょっと番外編です。

最近、話題から外れてきた「年金2,000万円足りない問題」についてまだまだ数十年も生きないといけないので嘘なのか本当なのか、確かめてみました。

今回は企業分析ではないですが、後々振り返った時に

何もしない事がどれだけのリスクを背負う事になるのか。

という事も頭に置きながらこの問題について考えてみました。

探しても実際に老後の生活が苦しくなるという試算の内訳を公にしているサイトがなかったので自身の環境等も踏まえて詳細に出してみました。

スポンサーサイト

「年金2,000万円足りない問題」を真剣に考えてみる

嘘だったのか、本当だったのか、結局いつもの通り曖昧にされて
静まるのを待てば、結構早めに本当に静まってしまう日本の国民性。

まぁ私自身もデモや署名活動とか時間と労力の無駄だと思っている性分の人間なので、何も行動には移しませんが。

だからと言って何もしないわけでもなく、国を頼りにしても最終的には自分でなんとかするしかないわけで。

そもそも最終的に
国がなんとかしてくれるというのは大きな勘違いであるぜ!
と私は思っています。
(別に赤字で書くような事ではないかな…)

これだけ自分が住んでいる国(日本)の世界的な競争力が薄れてきており先進国の中でも差をつけられ、新興国だと思っていた他国に追いつかれ、一部の国には追い抜かれていく。

そんな環境の中では、

「投資なんてギャンブルだし、リスク高すぎでしょ。」

なんて言って

「余計な事せずにマジメに働いたら大丈夫だよ。もし万が一なにかあっても、いざとなったら国がなんとかしてくれるから。だって日本はこんなに豊かな国だからね!」

とか言いながら、

何も考えずに一生懸命働いてもらったお金をコツコツ貯めて、欲しいものを横目に子供の成長を見守って妻には尻にしかれながらも幸せな生活を続けてきた。

そして年金がもらえる年になって、

「さて、子供も手から離れたし、いままで苦労かけた妻と旅行でも楽しもうかな!」

と、

「何の根拠があって、そんな明るい未来を思い描けるのですか?」

「そうなると「計算」できてますか?」

声には出しませんが、そんな人の話を聞いて心の中で思っていたりします。

という事で、「計算」してみました。

本当はいくら足りないのか計算してみた

初めに言っておきますが、もちろん全ての人にあてはまるわけではありません。

私が今回計算してみたのは、

・人口5万~20万人以下の市。

・そのため物価は安い。

・自家用車は必須。


・将来的に畑が出来る環境にある。


・25才の時点で貯金が100万円ある。


・地方なので賃金が安い。

ざっくりですが、大体こんな感じの条件にあてはまる人だと結構いい線行くんじゃないかな、と思っています。

ちなみに今回、エクセルでデータを作成しましたが年収についてはちょっと悩みました。

…いやいや、年収安すぎでしょwww!

と感じた方は、
①都会で働くシティボーイ(都会は物価高いから結果的に相殺されるかもよ~)
②地方でも大企業等で働いている優秀な方
とお見受けします。

地方の人達だとこんなもんです。本当に。
むしろ生涯最高年収で450万円いくのか正直危ういくらいです。

というのも現時点で年収500万円以下の方の人口は約7割を占めます。
そしてそれもあくまで平均値という点です。

今は年齢による実質的な賃金の格差が大きく、バブル期に結構な金額の初任給で入社している方やバブル期にものすごい勢いで昇給していった方が多くいるのが今の50代付近の方達です。

そしてその世代の方の人口が多い。という事は相対的にその世代の人達の年収による影響力が高くなるという事です。

対して、今の20~30代については人口も少なく特に30代の方達は時代的に初任給は安く、昇給額も少ない、というのが一般的だと思います。

だから今、若い世代に賃金の割合を増やすための早期退職制度という名のリストラが大企業を始め、増えているのがその影響だと思っています。

※あくまで50代の方達が貰い過ぎというわけではないです。景気の波と時代の流れで結果的に若年層に「労働によるお金(賃金)」が回らなくなった、という解釈です。

まぁ、とりあえず一旦こちらを見てみてください。
今20~30代の周りの人達に見せても結構納得される水準になっていると思います。

どうでしょうか。

いくつか注意点を書いておきます。

まず、1枚目の画像は25~100歳までの年収と貯金額、生活費を出してます。

2枚目は出費のパターンを世代ごとに大体3パターンに分けています。ここをベースに1枚目のグラフを作成しています。
(※2枚目の左上はメモ程度です)

【注意点】

●年金10万円は非常に少なく見えるかもしれませんが今から30~40年先の事です。
(日本経済の落ち込みや年金制度の不具合が顕著化したらありえる数字です。試算なのでここは少し悲観的な数字にしておきます。)

●男性は60歳から賃金を下げています。

●女性は年齢につれて少しずつ労働時間を減らしていくと仮定してます。

●65歳で定年退職とし、その後は基本的には働いていない状態です。

●臨時の出費はいれてません。医療費や子供の大学進学後の仕送り等。

●車の購入費用は入れてません。(誤差が大きくなるので、自身の車好き具合と買い替え計画で費用を追加してください。)

定年退職時点で約2,000万の貯金が残っている状態です。

もしかしたら意外と残ってる!と思うかもしれませんが、

100歳まで生きようとしたら90歳前に老後破産します。

この場に及んでも

「いやいや、さすがにこんななったら国がなんとかするでしょ!」

と思う方もいらっしゃると思いますが、考えてもみてください。


今、国を動かしている人達は40年後にはもう生きてないし一言で言えば「他人事」。後がどうなろうが知ったこっちゃない。

私がその立場の人間だったら心の奥底に、少なからずこの考えは必ずあると思います。

40~50年後、本当に国の助けが必要な状態になったとして、果たして国が国民を助けるほどの余裕があるのか?

多分ないです。
というか、もしあるとしたら、そもそもそんな状態(助けが必要な状態)にならないです。

解決策はあるのか

6つ、いや5つほどあります。

1、めちゃくちゃ働いて起業する。(上手くいかなかった場合はもっと悪化)
2、定年を過ぎても80歳くらいまで働き続ける。
3、田舎で自給自足をして老後の生活費を3割程度下げる。
4、夫婦で正社員で「しっかり」働く。(これが現実的)
5、投資をする。
6、40年後の世界が今より良くなるように日々、健気に祈る。

こんな感じでしょうか。

1、めちゃくちゃ働いて起業する。

今後の日本が盛り返しを計るためには、この考えの方達は絶対に欠かせません。
ただし、これまでの時代は「モノ」が成熟していなかったため、一生懸命がむしゃらに働けばなんとかなったという環境もありました。
しかし今ではハイテク化が進んできて専門的な知識(プログラミング等)がない起業で成功するのが難しくもなってきています。
やりがいはとてもありますが、必ずしも上手くいく保証はありません。

2、定年を過ぎても80歳くらいまで働き続ける。

これはあまり現実的ではないと思っています。今のその年齢の人達と仕事をした事がありますか?私は職業柄、職場に70歳ほどの方がいらっしゃって大変申し訳ないですが、同じ立場で仕事をするというのは非常に難しいと感じています。
または自分の祖父母を見て、働けると思いますか?
医療が発達して長生きしても、程度は異なりますが認知症は必ずなり、果たして健康寿命は伸びるのか?という疑問もあります。
人生100年計画とか言っていますが人間の構造上どうなのでしょうか。
そして第一に、老後までせかせか働くのは誰だって嫌ですよね。

3、田舎で自給自足をして老後の生活費を下げる。

これは「あり」だと思います。
ただ身体が資本になりますので健康管理には今まで以上に気をつけて老後に健康な状態でいられるように日々気をつけておかなくてはいけません。
また、他の選択肢と合わせて行える対策なので私はおすすめします。
(※食材だって今後どうなるかわかりませんもんね。自分で作れるなら作れた方が安心です)

4、夫婦でしっかり働く。

基本的にはこれです。
色々事情はあると思いますが夫婦が共働きでしっかり働ける環境にいるのであれば、まずはこの方法が一番安定すると思っています。
私が作成したグラフは、夫が正社員、妻がパートタイマ―という条件で出していますので、夫婦で正社員等、賃金がそれなりにもらえる環境で働ければ老後は贅沢しなければ問題なさそうです。
ただし、子育てや病気等、様々な事が起こり労働を制限しないといけない状態になる可能性も高いので多少なりともリスクはあるかもしれません。

5、投資をする

投資をする身としては、やはりおすすめはこれです。
なぜかと言うと、「1」~「4」と一緒に行う事ができる対策でもあるからです。

しかし
「投資」=「ギャンブル・リスクが高い」
という考えはいまだに残っているのも確かです。昔よりは緩和されたかもしれませんが。

上記のような考え方があるのは「投資」の意味を正しく理解していない可能性があります。
その点については後ほど説明をします。(持論ですけどね…)

さて、だいたいなこんな感じになるのではないでしょうか。

投資をしていない多くの人は恐らく「4のみ」が多いと思います。

でも、しっかり勉強した上で投資(※投機じゃないです)をしている人達は

「5」もしくは「5+α(1~4)」

という選択以外は考えていないのではないでしょうか。

そもそも投資は怖いもの?

「投資は怖い」という考えが日本人には多いです。

でもしっかりと勉強して理解をしていればそんなに怖くありません。
もちろん、不定期に訪れる世界的な不況や危機の時は冷や汗が止まらなくなるぐらい怖いものになりますが、

「長期」で見れば全然怖くない!です。

投資というだけでリスクが大きいと考える方は、投資の意味をはき違えている場合もあると思います。
それは仮想通貨やFX等、投機的な要素が高いトレードを行っている人達も
今の一般的な解釈としては、それも投資だと思われています。
色々考え方はあるとは思いますが私はそれを投資だとは思っていません。

私の考える投資とは

「資本(資金)を投入すれば成長すると考えられるモノに資本(資金)を提供する。その見返りとして貸した資本(資金)に利子(インカムゲイン・キャピタルゲイン)がついて返ってくる」

という考え方が基本的にはあります。

しかし、FXは通貨同士の両替による差額を利益として得る。仮想通貨は今の段階では「未来のお金への投資」という解釈ではなく、投機目的の資金が大半を占めて成長に直結していない。または通貨同士の両替という点ではFXという側面も強いです。

今すぐ投資を始めないといけない理由

ここまで、
将来訪れるであろう他人事ではない老後危機
をわかりやすくお伝えしたつもりです。

最後に投資をした場合としなかった場合の図を見てください。

これで投資をしようと思えないのであれば、もう何もお伝えできません。

40年後、自分がどうなっているのか実体験をもって答えが出るのを待ってください。

私は基本的にはとても楽観的な人間ですが、これを見て「投資をしない」という選択は
『兆に一つもありません』。

極論でいうと生きていく事を放棄する事に等しいと思ってます。

では、まずはこの二つの表を見てください。(※字が小さいので拡大してください)

図 ①
図②

かなり文字が見にくいので拡大できる場合は拡大してみてくださいね。

図①と図②は毎月同じ金額を投資し続けた結果を表しています。
まずは列の「12」と行の「65歳」が重なる部分の金額を見てみましょう。

● 図①は投資をした場合:約53,877,000円

● 図②は投資をしなかった場合:約10,820,000円

5倍ぐらい変わりますね。

税金がもっていかれるので実際は投資をした場合、だいたい利益の20%程度を引かれますのでその分を差し引いても4倍は変わります。

「5倍増やすとかどんなリスキーな投資してんの?素人には絶対無理!」

なんて思いますか? それでは詳細を説明しますね。

毎月20,000円を投資しながら、ひと月あたりの利率+0.5%増やす(年利計算で約6%)

ひと月あたりの利率が0.5%は素人でも難しいですか?

プロはこんなもんじゃないですよね。1年で倍とか余裕で増やせる人もたくさんいます。
でも、たった0.5%で良いのです。

毎月2万円程度だったら月々の貯金額を減らしてでも投資へ回すべきだと思っています。
仮に1万円だったら回せる、という場合でも同じ条件で投資していけば65歳の時には投資で得た利益として税引き後で1,700万ほど増える計算になります。

もちろん景気の波があるので毎月毎月プラスになる事は絶対にありませんが、
トータルで月換算した時に0.5%増えていれば御の字です。

私からしたら、
自給自足するより、死ぬまで働くより
何十倍、何百倍も簡単な方法だと感じます。

 

まとめ

どうでしたでしょうか?
本当は投資によって変わるモノはお金以外にもたくさんあるのですが今回はとりあえずここまでにしておきます。

また番外編として関連した内容を書きたいと思っています。

さて、それでは最後に簡単にまとめて締めます!

・将来足りなくなるお金はどのぐらい?
→だいたい1,500万円
(※65歳時点で2,000万円程度の貯金があったとしても!)

・なにかあったら国が守ってくれる?
→多分、守ってくれない。(余裕がない)

・投資をするとしないとでは老後資金がどれだけ変わるのか。
→将来的に4倍くらい変わる。

・どのぐらいの利率で増やしていけばいいのか。
→毎月0.5%(年利6%)

・投資に割く資金はどのぐらい必要なのか。
→出来たら毎月20,000円以上
(※初期投資で100万円は準備して欲しい!)

・投資はした方が良いのか、しない方がいいのか。
→「しない」という選択肢はない!

※あくまで個人的な見方で将来を予測しています。
それぞれ賛否はたくさんあると思いますが、一個人の考え方として参考程度に見てください。

最新情報をチェックしよう!
スポンサーサイト